教師を辞めたかったタカマリさん(31歳・女性・東京都)が転職した体験談です。
仕事内容 | 神奈川県と岐阜県の小学校の教師から美容皮膚科の医療事務、看護助手に転職 |
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年収 | 400万円から300万円にダウン |
計8年間教師として勤務
私は岐阜県に住んでいて、岐阜の大学を卒業後、それまで親元を離れたことがなかったので、他県で就職をしたいと思い、大学の先輩が神奈川県で教師をしていたので、私もそちらの教員採用試験を受けて、神奈川県で小学校の教師となりました。
しかし、やはり両親の近くで働きたいなと思うようになり、岐阜県の教員採用試験を受けて、岐阜県で小学校の教師となりました。神奈川県では2年間、岐阜県では6年間、合計8年間小学校の教師として勤務していました。
担任していたクラスは、神奈川県では2年生と4年生、岐阜県では1年生、5年生、3年生、3年生、1年生、3年生の順で担任をしていました。専門は社会科ですが、小学校ではすべての教科を教えていました。
結婚を機に教師を退職
30歳になり、私の中で30歳までには結婚をしたいなと考えていて、当時、付き合っていた人に話したら、それじゃあとプロポーズを受けたので、結婚することになったのですが、私は岐阜県に住んでいて、相手が東京都に住んでいたので、必然的に私が引っ越しをすることになり、そのために教師を退職しました。
教師を退職する前に、もう一度、東京都の教員採用試験を受けて合格すればそのまま続けることはできたのですが、親元を離れて、まわりに頼れる人がいない中で小学校の教師を続けていく自信がなかったので、教師の資格を取ってやめてしまうのはもったいないなと思いましたが、そのときはまずは結婚しようと思っていたので、小学校の教師を退職することに決めました。
資格を取って興味のある仕事を選択
退職後に医療事務の資格を取りました。医療事務の資格を取ったときに、その資格を取るために学んでいた会社が就職の斡旋をしていて、勧められた病院を見学に行ったのですが、国立の病院で、働いている人はたくさんいたのですが、それに増して来院する患者さんの数が多くてとても忙しそうだったので、勧められたところはやめて、自分でとらばーゆに登録をして探しました。
私は、美容系のクリニックに興味があったので、家から近くて、美容のことをしているクリニックに就職しました。
私は結婚するのが遅かったので、なるべく早めに子どもがほしいなと考えていたので、正社員になって、産休の取得ができるところを探していました。私は当時、正社員にならないと産休がもらえないと思っていたからです。
クリニックは資格よりも経験重視が多かった
医療事務の資格を取ったとはいえ、実際に働いたことがないので、普通のクリニックでは経験重視のところが多かったので、家から高いところを見つけても応募することができませんでした。
でも、美容系のクリニックでは、あまり医療事務の資格について重視していないようで、それよりも看護助手としても働けることを重視していたので、私は医療事務の仕事のみにとらわれず、看護助手としても勤務できることをアピールして就職活動をしました。
医療事務兼看護助手として勤務
私が勤めているクリニックでは、主にピアスの穴あけや皮膚科の診察、ニキビやシミなどを治す美顔治療をおこなっています。
私は医療事務兼看護助手として、ピアスの穴あけをするときに、どこにピアスをあけるのか事前に詳しく確認して、そのあけたいところにしるしをつけて、使う物品の準備や片付けをしています。
また、ニキビやシミなどの美顔の治療に来た人に、どんな内容の機械施術があるのか、どのような流れで治療を進めていくのか、どれくらい期間がかかるのか、施術するとどんなダウンタイムがあるのか、治療全体の料金はいくらかかるのか等を詳しく説明しています。
そして、ピアスの穴あけや、美顔の治療が終わった人の内容を確認して、会計をしています。
クリニックの転職は魅力がたくさん
今の職場を選んだのは、家から近く、朝もそんなに早い勤務時間ではなかったことや、美容系のものだけでなく、皮膚科としても診察をおこなっていたので、なんとなく信頼できるなと感じたからです。
働く人の年齢層も同年代が多くて安心できました。
美容系のクリニックでしたので、休憩時間にると、それぞれが気になる機械施術をすることができたのが一番の魅力でした。
私は年齢的にシミが気になっていたので、シミに効果のある施術をしてもらっていました。そのおかげで、悩んでいたシミがなくなりました。
また、体調が悪くなったとき、クリニックなので、すぐに診察をしてもらえ、薬も処方してもらうことができたので、体調不良でも、自分の勤務先でほとんど治すことができていたのもよかったです。
よくなかったことは、院長先生の考えなのか、全員がフェイスブックに登録して、そこで出勤の管理をしなければならず、時間のないときや携帯の調子が悪いときには困りました。
個人で経営しているクリニックなので、その院長先生の考えが尊重されて、なかなかスタッフの意見が通らないことがあったと思います、
視野を広げていろんな職を知ろう
教員を続けていくという選択肢はあり、それは資格を取った以上とても魅力的なのもだとおもうのですが、少し視野を広げて見ると、それまでとは違った働き方が見えてきて、その方がより魅力的に感じることがあるかもしれません。
自分のまわりにいる人たちをみて、何かのきっかけでもいいので、他の職業にも興味を持つのもいいと思います。