教師から転職したいけど難しい?辞めて後悔しない転職活動の成功例

教師からの転職

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教師として教科科目だけでなく、“人間”としてのお手本を見せる教師。

教え子が成長していく姿を見届けるやりがいのある仕事ではありますが、その分苦労も多いですよね。

教師を辞めて別の業界・業種に転職するには、どうしたらいいのでしょうか。

元教師6人の体験談・口コミも紹介しながら、転職を成功させる方法・コツを解説します。

教師の転職理由1位は「拘束時間が長い」

教師を辞めるのはどんな理由なのか、辞めたいと思ったきっかけはどんなものなのか、6人の転職理由を調べてみました(複数回答)。

1位 拘束時間が長く、自分の時間がない 4人
2位 人手不足による業務過多 2人
3位 職責が重い・自信がなくなった 1人
4位 寿退職 1人

20代女性

出勤は7時ごろ、帰りは平均21時で、忙しい時は0時を超えることも。土日も部活動で一日休める日がほぼなく、体が休まりません。自分を犠牲にしてまで働けないと思いました。

40代女性

365日24時間“教師”としての自覚を持たねばいけません。また人手不足で専門教科以外の教科も教えなければいけませんでした。ストレスがたまりすぎて体を壊しました。

教師は児童・生徒に教科科目を教えるだけでなく、授業の準備、生徒とのコミュニケーションや指導、親との折衝、部活動など多岐にわたります。

中には、人手不足のため、大学で学んできたこと以外の科目も教えなければいけなかったという人もいます。

業務過多で働き詰めの毎日で、自分の時間が持てないという人も多くいました。

ライフワークバランスを考えると続けていくのは難しいと考える人が出てくるのも当然です。

20代女性

「生徒を育て指導する」と言う職責が重く、自信がなくなったため、次年度の更新を受けず転職しました。

教師は教え子ひとりひとりと向き合う仕事でもありますが、「育てる」「指導する」ということにプレッシャーを感じて辞める人も見られました。

他にも私立校だと教師の異動が少なく職場の環境改善を訴えても良くならない、結婚を機に退職したといった声も寄せられています。

一方、他業界でよくある「給料が少ないから」「人間関係に疲れたから」といった理由で辞めた人はいませんでした。

教師を辞めた人の転職先は?転職成功例まとめ

教員採用試験に合格すれば「安定した仕事」の代表格と言っても過言ではない教師。

どのようにして転職を成功させたのでしょうか。

教師を辞めた後、次に選んだ転職先についてまとめました。

営業職の転職成功例

40代女性

人材派遣会社の営業に転職しました。前職で、人とじっくり向き合うことでその人の成長に関わることができる喜びを知り、人と関わる仕事にやりがいを感じています。

20代女性

生保の代理店営業です。特に面接は、教採の練習で鍛えられたからか楽しく会話ができました。前職を辞める話はどうしてもネガティブな印象になるので、相手を笑わせられるように話しました。

「人と接するのが好きだから」と教師を目指す人も少なくありません。

そのためか転職先も営業のほか、文化ホールの受付事務など“人と接する仕事”を選ぶ人もいます。

ただ志を高く持った人が教師になることが多い分、面接官も「どうして教師からこの職に?」と疑問に思う人もいます。

転職成功のポイントとしては、履歴書や面接では「教師経験をこう活かして今後働きたい」という点に注力してアピールしたという人も少なくありませんでした。

夢だった仕事への転職成功例

20代女性

ソプラノ歌手になりました。かなりの人員不足なので相当引き留められますがそこは強い意志で断り続けました。副業禁止なのでボランティアの演奏活動で経験を積み、オーディションを受けて契約に至りました。

大学卒業時に就職に失敗するという形で教職を選んだという人は、やはり人生に後悔したくない、夢を目指したいと思うようになりました。

資格など何もなく、実力だけがものをいう世界に飛び込むのは難しく、それなりの労力や強い意思が必要になります。

ほかには

  • 美容皮膚科の医療事務・看護助手

  • 税理士事務所の事務

に転職した人がいました。ほとんどの人が派遣社員や契約社員ではなく、正社員として採用されています。

教師から転職するためのおすすめ転職サイト・転職エージェント

教師を辞める人が希望する転職先は、人によってさまざまです。
ですから、いろいろな業界の求人が幅広く揃っている大手の転職サイトか転職エージェントを使って転職活動するのがおすすめです。

まずは体験談でも利用者が多かったリクナビNEXTを紹介します。

「リクナビNEXT」には登録しておこう

リクナビNEXT

リクナビNEXT」は、780万人以上が登録している日本最大級の転職サイトです。

特徴は、5,000件以上というたくさんの求人から自分のペースで仕事を選べること。
しかも求人の大半は他の転職サイトで掲載されていない求人なので、リクナビNEXTは必ずチェックしておかないと条件の良い求人を見逃してしまいます。

また、リクナビNEXTには教師をすぐに辞めるつもりがなくても登録しておくのがおすすめです。
それは、企業からのスカウト機能があるからです。

教師で身につけた力を自己PRした履歴書を登録しておけば、企業から直接オファーが来て、すぐに転職が決まるかもしれません。

相談したいなら「リクルートエージェント」

リクルートエージェント」もリクルートが運営している転職成功実績No.1の転職支援サービスです。

リクルートエージェントでは専任のコンサルタントが、志望動機など履歴書の書き方から面接対策までサポートしてくれます。
就職活動・転職活動の経験が少ない教師にとっては、いろいろ相談できて心強いサービスです。

リクルートエージェントも求人数は15万件以上あるので、いろいろな仕事から選べますよ。

教師から転職すると年収が下がるのは仕方ない?

教師からの転職で給料が上がることを期待する人はいないと思いますが、転職前後での年収を比べてみました。

年収アップ 1人
ほぼ変わらず 0人
年収ダウン 5人

生命保険の代理店営業に転職した人以外、年収ダウンとなっています。中には年収600万円から300万円に減少した人もいますが、「自分の時間を取ることができ、職場も風通しがよく融通がきくので気に入っています」と答えている人もいます。

また年収が300万円から100万円に下がった女性も「自分のやりたいことを職業に出来ると満足感を十分に感じられることができます」と、お金よりやりがいを選んで後悔していません。

教師を辞めてよかったことは?

転借サイトや転職エージェントを使って別の仕事に転職した人が、実際によかったと感じているポイントをまとめました。

時間に余裕ができた

20代女性

拘束時間が前職より短く、前職よりもプライベートの時間を確保できるようになったことです。

20代女性

土日が基本的に休みで、残業がほとんどないこと、産休の取得実績があったことが魅力的です。

やはり仕事に携わる時間が短くなり、自分の時間を持てるようになったという声があがっています。

「休みの日は体を休めて終わる」と言う人がいるほど激務の教師。ワークライフバランスを考えられるようになるのは転職成功と言って過言ではありませんよね。

価値観の合う友人に出会えた

20代女性

生涯仲良くしたいと思える友人に出会えたことが一番の財産になりました。年はバラバラですが悩みを持ち、それでも頑張っていこうと前向きに話し合うことが出来る友人達に出会えて、本当に幸せに思っています。

職場の人間環境はの良さは、働きやすさに繋がります。

そんな中で、一生をかけて付き合いと思える友人に出会えたのは素晴らしいことですよね。

働きやすい職場に出会えて良かったですね。

教師を辞めたいと思ったときが、辞めるタイミング

志を高く持ち、「人と関わる仕事がしたい」と教師になる人も少なくありません。

しかし人と向き合う仕事は、何も教師だけではありません。

また不満のある職場で働き続けるの、心身ともにすり減ってしまいます。

苦しい思いで仕事をしていると、どんどん不満が大きくなっていき、やりたかったはずの仕事が出来なくなっていきます。

どうしても我慢できないことや辛いことがあるときは、一度勇気を出してみることも必要ではないでしょうか?

いつか転職することを考えているなら、思い切って早めに行動しましょう。

悩んでいるうちに年齢が上がって、少しずつ転職しにくくなってしまいます。

未経験の仕事への転職は、若いほど希望に合った条件で転職しやすいので可能性が広がりますよ。