某建築業界のSEを辞めたかった雪だるまさん(31歳・女性・茨城県)が転職した体験談です。
仕事内容 | 某建築業界SEからブライダル総合施設のドレスコーディネーターに転職 |
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年収 | 300万から350万にアップ |
長い期間で安定して働ける企業に
私は当時パソコンが苦手でしたが娘が小学生に上がるのをきっかけに
土日休みで学校行事があっても融通の利く会社を探しておりました。
なかなかいい求人がないなかで近くで求人情報を出している企業があり、
長く勤められ、尚且つ、安定している企業で働こうと決めていたので、その建設業関係企業の一般事務兼SEの仕事を始めました。
業務としては会社のパソコンのメンテナンスから、新しい機械の導入、システムの導入。
新卒対応機器の準備などを一般事務の傍らしておりました。
そのほか、外国人就労者手続き、見積作成、請求書作成、労務書類作成、税務書類作成など、約6年間にわたり従事しておりました。その間に職業訓練等も受講しITスキル基礎講座を修了することができ、とてもスキルアップできました。
お客様からのありがとうは何物にも代えがたい私の誇りと宝物です。
次の職場は2回不合格で3回目にやっと雇っていただけました。
よく懲りずにと笑われましたが、その熱意を組んでくれ、初任給が25万で採用を頂けました。昔からやってみたかったお仕事なのでチャレンジできるいい機会となりました。
当初は会社の規則に準ずるのがルールであると考えていたので、そのままの条件で入社することになりました。
また、子供のために土日休ませてほしいと提示したのですが、正社員は基本土日休みがないと思ってくださいと通りませんでした。
私が結婚するとき、ウェディングドレスを着られなかったので、自分が着られなかった思いを着られる喜びとして、お客様と共有したいと思いました。
ただ、内部作業は地獄です。
最高の一着を提供するための努力は事務の綺麗好きとはわけが違い、私もきれい好きだと思っていましたがそれを大幅に超えていました。
業務内容が比じゃないくらい大変です。
2時間ずつ1日4件の接客は詰まっているので、その間に縫物したり、アイロンかけたり、ブログ書いたり、SNS(インスタ等)更新したり、受付立たされたり。セットした明日の衣装を搬入したり。
激務については想像をはるかに超えた仕事であると思います。
式前日までと終ったあとのお仕事が私たちの仕事なので、式当日をドレスコーディネーターは見ることが全くできません。
しかし見ることができない私にご新婦様がお手紙と当日のお写真を持ってきていただいたときは涙が止まりませんでした。
綺麗なドレスと言ってくれた時は最高にうれしい瞬間です。
資格をたくさん取っておくのも大切なことだと思いました。
転職活動中、スキルの面で持ってる免許が少ないと落とさせる確率が高いことがわかりました。
学力はもちろんですが、資格欄に書ける資格をたくさん取っておくのも大切なことだと感じました。
また、今はSNSで集客活動を行う企業も多く、SNSなど時流に乗ることも忘れてはいけないのが今の企業の現状であると思いました。
本当に携帯があまり好きでない人には面倒な世の中になったと感じました。
人と話すことの楽しさ
転職先の仕事内容としてはドレスコーディネーターという仕事をしております。
ドレスコーディネーターの仕事は、
お客様のドレス・タキシードフィッティング、フェアの企画運営、ドレスショーの開催、展示会の参加、ドレス展示会での買い付け業務、衣装セット、小物セット、他式場搬入、搬出、最終フィッティングで調整箇所の補修(ゆるみ)直していく作業です。
親族衣装のレンタル業務、前撮り用衣装打ち合わせ、自社会場の搬入搬出点検業務、SNS拡散作業等がございます。
入社一年で会社より優秀社員賞を頂き、副主任になることができました。
事務職からの転職ではありましたが、人と話すことの楽しさを日々学ばせていただいております。
自己成長と仕事へのやりがい
転職は、すごく精神をすり減らすことであると思いますが、
その代わり、手にした自分のキャリアは何物にも代えがたいものです。
私は転職してすごく輝ける自分を今取り戻したように感じます。
今転職に二の足を踏んでいる方がいらっしゃるのであれば勇気を出してステップアップしてみてもいいのではないでしょうか?
頑張ってください。