やりたいことを職業に!喜びを噛み締めて|家庭教師を辞めたい人の転職体験談

家庭教師を辞めたかったOttoさん(26歳・男性・岐阜県)が転職した体験談です。

仕事内容 英語、小論文の家庭教師から航空業界の技術職に転職
年収 300万円から500万円にアップ

親が経営していたものを引き継ぐ形で家庭教師に

この仕事は親がもともと経営していたもので、それを引き継ぐ形で働くことになりました。
仕事の内容としては、家庭教師を希望されるご家庭からの電話問い合わせ、面談を経たのち、実際にご家庭に伺って原則1対1で授業をするというものです。

一回の授業は90分が基本で、試験前や強化月間などは120分などもすることがありました。
指導は1対1ですので、目標に向けて、個人の進捗を詳細に確認しながら進めていました。

実績としては、80パーセントの方が希望する大学に合格できていました。
勤務年数をしては2年ほどこの仕事をしました。

有名私立大学の合格を目指す方限定の家庭教師でしたので客層も大変よく、仕事の後には、面談も兼ねてお茶をご馳走になったり、ボーナスをもらえたりしました。

やりたいことをやらないと後悔する…

辞めようと思った理由は、この仕事がもともと自ら望んだものではなかったからです。
親から事情によって引き継いだ仕事であったため、当面の自立資金を得ることには繋がりましたが、最初からずっと続ける仕事であるとは思っていませんでした。

転職を決意したタイミングとしては、貯金がある程度溜まってきたこと。それにより自立した生活ができそうであると感じたこと、そして挑戦してみたい職業を見つけることができたこと、この3つが大きかったと思います。

家庭教師の仕事に不満があったというわけではありません。
ただ、自らの将来を考えたとき自分のやりたいことをやらないと後悔するのではないかと思ったことが転職に踏み切った一番の理由です。

心からやってみたい職業かを指標に転職先を探した

企業の中途採用を通して、一般応募しました。
何も特別なことはしていません。

履歴書を書き、面接を行いました。
中途採用ということがあるのかどうかわかりませんが、普通の面接というよりは、これまでの経歴と成果をプレゼンテーションするという形で行われました。

面接は合計3回ほどあり、その間に一度健康診断があったと記憶しています。
面接は3対1が基本の形で、面接が進むほど人数が少しずつ増えていったような気がします。

自分が心からやってみたい職業であるか、自分にとって大きな挑戦であるかを転職先を探す際の指標にしました。
それは前職が必ずしもそう出なかったという反省からきているものです。

それから、収入のアップも条件には入っていました。

面接で正直に話したことが転職の成功につながった

今まで自分がやってきたことと大きく違う業界に行くに当たって、面接でその理由をどのように説明すれば正しく伝わるのかということを一番悩みました。
正直なところ、全く違う業界に進む際、その理由を論理的に説明するのはとても難しかったです。

無理に理由を作ることも考えましたが、最終的には思ったことを正直に話しました。
正直に話したことが、転職活動の成功へとつながったと今では思っています。

自分の希望と、将来への思いを語ることの大切さを学びました。

航空会社の技術職、パイロット養成マニュアルの作成も!

転職先の仕事は、航空会社の技術職です。
一般に技術職というと整備士のイメージがあると思いますが、それはほんの一部でしかありません。

数多くの整備士をまとめることも大切な仕事になります。
また、整備のための計画を短期中期長期で組み立てること、あるいは整備に必要な資材を調達することも技術職の中に入ります。

さらには、パイロットを養成するマニュアルをパイロットとともに作成することもその仕事に入ります。
この仕事が一番面白い仕事であると私は思います。

子会社への出向などももちろんありますが、花形は旅客機メーカーでの出向ではないかと思います。
アメリカやヨーロッパにある旅客機メーカーで旅客機の仕様や性能を開発する仕事につくこともできます。

やりたいことを職業にできる喜びを日々噛み締めて

この会社に決めた理由は大きく2つあります。
1つは、自分の挑戦してみたいことだったことです。

そして2つ目は、面接で出会った社員の方が、人間的に尊敬できると感じたからです。
私は、尊敬できる人とともに働きたいと考えていたため、2つ目が一番大きな理由でした。

転職してよかったことは、自分のやりたいことを職業にして、それでお金を稼いで生活することができたことです。
これはとても幸せなことだと思います。

社会の中で働く人の多くは必ずしもそうではありません。
それは転職する前の自分のそうであったためよくわかります。

自分の好きなことを職業にできる嬉しさ、喜びを日々噛み締めています。

加えて、面接であったような尊敬できる人が会社にたくさんいることもよかった点です。
自分が将来こうなりたいと言ったロールモデルが身近にいることは、自分の働き方や働くことに対するモチベーションをあげてくれます。

想像と違ったことは、勤務時間が特殊であったことです。
技術職には夜勤や交代制といった特殊な勤務体系があります。

この特殊さは事前に知ってはいましたが、実際に働いてみると、かなり特殊であることがわかりました。

勇気を持って転職に挑戦を!

転職はステップアップと考えられることが多いですが、全く別の職種へ進む場合、社会的には必ずしもそうは見られないことが多いかと思います。
それまでの経験を捨てて、新しいところに進むことには大きな勇気がいります。

しかし、その勇気を持つこと、それを自分の中に育てることの方が大きな財産になると私は考えます。
どうか勇気を持って転職に挑戦してみてください。

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Ottoさんの転職満足度
5

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