給料や福利厚生面で一般企業への就職が得!|家庭教師を辞めたい人の転職体験談

家庭教師を辞めたかったたろさん(25歳・女性・東京都)が転職した体験談です。

仕事内容 派遣の家庭教師から貿易会社の一般事務に転職
年収 50万円から300万円にアップ

社会人になるのがいや…卒業後も家庭教師を本業に

大学在学時にアルバイトとして家庭教師をしておりました。
時間あたりの収入のよさが始めた理由です。

子供によっては素直でかわいらしく、本当に仕事自体は自分がすでに知っていることを教えるだけであり簡単な作業でした。
生徒の自宅までの移動に時間がかかることが難点でしたが、仕事の楽さから学生時代は継続して10人以上の生徒を教えました。

小学生から高校生までいろいろな年代を教えました。
科目も数学、英語、国語と、本当にいろいろ教えました。

社会科や地理、歴史を教えることができる先生が少ないらしく、大学受験をする生徒からそういった科目での依頼もあり、時給も高給でした。
卒業後も社会人になるのがいやでそのまま家庭教師を本業としてそのほか短期のアルバイトをしていました。

給料や社保・家賃補助など一般企業に就職するほうが得!

このまま家庭教師を続けるのもよいと思っていましたが、周りの友達が普通に会社に就職し、合コン、社員旅行、出張などを楽しそうに語るのを聞くうちに自分も就職しようと思うようになりました。
また、一般企業に就職すると毎月決まった額の給料がもらえ、社会保険に加入できること、家賃補助などの仕組みがあることを知り、就職するほうが得だと考えるようになりました。

ちょうどそのころ受け持っていた一人の生徒がとてもわがままで扱いが大変だったこともあり、いつまでも家庭教師を続けることもできないかもと考えるようにもなっていました。
簿記の資格を持っていたのと英会話も得意だったので、貿易関係の会社で働くことができないか考えました。

知り合いの紹介で大企業の子会社に就職できた

転職サイトのデューダやリクナビなどいくつか登録もしましたし、ハローワークにも行ってみましたが、結局知り合いの紹介で仕事につくことができました。一般企業での経験がなかったので、大手の転職サイト等で登録してもなかなか仕事が決まることはなかったのですが、やはり、知り合いのコネは強かったです。

でも、紹介なので、しばらくはやめることもできず、そういったことは少し問題があるかもしれません。
今後経験を数年積んで転職をすることがあるかもしれません。

新卒でもないのに正社員で就職させていただけたので、就職先には多くは求めませんでした。
ただ、ブラック企業でないかどうかは知り合いに確認しました。

幸い、大企業の子会社で経営は安定しており、休日はしっかりお休みできますし、残業も月あたり10時間もありません。

朝9時半始業!ちゃんと起きることができるか不安

家庭教師という個人でできる仕事から組織で働くということで大きな違いがあるので、そこが少し不安でした。
人材紹介のスタッフの方やフハローワークに行ったりした時期もあったので、毎日新しい人といろいろな会話をするので疲れました。

電車で普段行かない町に出かけるのも結構面倒なことでした。

また、家庭教師のときは、午後からの授業がほとんどだったので夜型の生活をしていました。
朝9時30分からの始業ということに最初のうちはちゃんと起きることができるのかとても不安でした。

同僚や上司に恵まれていることがよかった!

転職先は貿易会社ですから、外国からのメールの翻訳や、電話でのやりとりをすることもあります。
普段は上司に頼まれた資料をエクセルで作成したり、会計ソフトで入力したり、など定型的な仕事も多いですが、楽しく仕事をしています。

特に同僚と上司などの人に恵まれていることがとてもよかったと思っています。
一人の仕事では味わうことのできない楽しさを感じることが多いです。

お昼休みに女子みんなでランチを食べに出かけることもあります。
仕事は先輩がしっかり教えてくれるので困ることはありませんが、自分でも通関士の資格などを目指してもよいかなと思っています。

社内の研修や社外での研修の費用の補助などもあるのでこの会社でもう少し頑張る予定です。

給料が格段に増えた!貯金もしっかり始めた

この会社で働くことに0最終的に決めたのは知り合いの紹介だったということです。
その知人は信頼のおける方でしたので紹介自体に不安はありませんでした。

会社についていろいろ伺ってみたところ、同じ部署に年代の近い人も多く楽しそうなところも決めてとなりました。

転職してよかったことは、やっぱり給料が格段に増えて洋服を買ったり、旅行に行ったりする資金ができたことでしょうか。
貯金もしっかり始めました。

一般的な会社で事務の経験を積むことができたこともよかったことです。
ほかにも部内のレクレーションや、イベントで仲良しの同僚ができたこともよかったことです。

あまり満足できなかったことは、あまり働かないおじさん世代の方がとても高い給料をもらっているらしいことです。
同じフロアにそういった方がいるとテンションが下がります。

そつなく対応しているつもりですが、案外いらだちがはっきり見えているかもしれません。

想像と違ったことは、社会にはブラック企業ではない会社もあるのだということです。
社会人は大変だ、会社で働くことは大変だと思っていましたが、実は会社員というのは楽な仕事だと感じました。

就職しそびれた人も、できれば一度会社員生活をしてみて!

大学を卒業したあと何となく就職しそびれたり、なかなか就職が決まらずアルバイトをしたりしていた方なども、できれば一度会社員生活をしてみることをおすすめします。
時間は拘束されますが、楽しい出会いがあったり、もらうお給料がよかったり、スキルが身についたり、いろいろなよいこともあると思います。

人生100年時代ですので、人生のステージによって、いろいろな形態で働くことが増えてくると思います。

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たろさんの転職満足度
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