元警察官ということで面接一発合格!|警察官を辞めたい人の転職体験談

警察官を辞めたかった警察官Aさん(33歳・男性・岐阜県)が転職した体験談です。

仕事内容 交番勤務の警察官からトヨタ系列の会社の社内SEに転職
年収 400万円から600万円にアップ

街を守る仕事がしたくて警察官に

公務員として安定した職業に就きたい、そして街の為に街を守る仕事がしたいと感じ警察官になりました。
私はノンキャリアでした。街のおまわりさんとして交番勤務してました。

稀にミーティングのような経緯にて、自分の所属する警察署にいってました。
それだけではなく、警察官として交番だけでなく住民の相談に乗りました。相談がきたら交番勤務の為に任務につきました。

何年かしたら私にも後輩が増えて、警察署から交番に住民から相談を受けた場所にしっかりとおまわりさんを巡回するように命令してました。

また110の受付をしており、その場で最寄りの警察官に依頼して巡回する命令系統を仕切ることもありました。
そういったセンターを運営していた訳ではありません。

法律の上で動く組織では何もできないと感じて…

私は多分意思が弱かったのだと思います。
メンタルが非常に弱かったことです。本当に理不尽な犯罪で自分では未然に防げなかったと思い込むことが多かったです。

そんな中、ネグレスト、子供へのDVを見ていると、事件性がない限り、人間的に確実とわかっていても動くことができないことが限界になり、命令違反で動いたことがありました。
所詮、法律なんて人間が作ったシステムの上で動く組織では何もできないと感じたことも辞職したきっかけです。

そして、人の命を預かる私たちの仕事以上に厳しい仕事はないと感じており、それなりに訓練も受けて、精神的にも強くなっていました。
それは一般人よりもです。そんな中、精神的にも壊れてきたなかでITの道で仕事していこうと感じたことです。

元警察官ということで面接一発合格、一次で内定!

私はトヨタ系列の会社にいきなり面接をしました。
警察官で勤務中にも休日にはITの勉強をしたり、基本情報処理技術者、MCPなどのサーバー資格も持っておりました。

それと、トヨタは警察官に対して非常に受け皿が広いと聞いておりました。
主にブルーカラーですが、それでも私はエンジニアとして働きたくて実戦経験はないけどお願いしますとアポなしのように面接したら一発で合格しました。

本当は2次面接まであると聞いてましたが、元警察官ということで1次面接で内定をいただきました。

転職先に求めた条件はトヨタ系列で安心出来て、しっかりした福利厚生があり、自分の人生を、命をかけるに値する仕事でテクノロジーの仕事がしたかった。

その上で民間とはいえ、人のためになるのであればお金の条件、希望はありませんでした。

自分の正義感に対するジレンマに悩んだ…

大変だったこと、悩んだことは警察官という責任ある立場を退いてもともとあった私の正義感がどうなるのかって悩みました。

そこへの気持ちはなかなか区切りがつきませんでした。
ただ、正義感だけなら、柔術を続けて何かあれば民間人を助けるくらいの技量は持ち合わせておりました。

そこで自分のジレンマ、矛盾、悩みに対してしっかりと気持ちを落ち着けました。
このくらいしないとどうしても私は満足しなかったのが理由です。これに関しては非常に大変でした。

トヨタ系列の会社の社内ヘルプデスクを担当

私はトヨタ系列の会社にて、ミッドランドスクエアの中にあるオフィスでトヨタ系列の商社マンやリース会社の人間のもつデバイスの社内ヘルプデスクを担当しています。
基本的にはVMWAREと呼ばれる仮想デスクトップのVDI機能のトラブル対応をしてました。

私は主に、VMWAREが起動しない際の再起動の仕方、そして、アップデートの仕方もお伝えしてました。
また、リモートデスクトップ機能を利用して私がアップデートしてました。

またVMWAREを外で使う為には「F4」というリモートセキュリティVPNを利用してます。
それには非常に多い質問に対してはFAQを作成したりしてました。

VMWAREの取り扱い説明書を一生懸命作ったり、勤務開始して一年以上過ぎた際には講師としてトヨタ社員にアドバイスをしてました。
そんな仕事が私のお仕事です。

人間の命に関わらない、リラックスして仕事ができる

トヨタは日本一の時価総額の企業です。
クライアントや提携企業も桁違いです。

今後、人生の最後に自分の命を沈めるには最高の会社だと感じてます。

トヨタには余裕がある為、研修期間が長く実践期間が長く取ってくれるために決めました。

トヨタ系列に入社して満足したことばかりです。
普通のコールセンターは知りませんが、警察のコールセンターは非常に壊れた方々ばかりから電話がかかってきました。

ただし、本当に大事な案件もあり、そういった分析力がもともと形成されてました。
その為、民間の社内ヘルプに入った頃は人間の命には関わらないとかなりリラックスした感じで仕事が出来ました。

また、冷静に物事を分析するのも簡単でした。
また研修期間中も同じ給与でかなりよかったのでよかったです。

想像と違ったことは、思ったよりも研修期間が長く、私は仮想デスクチップといってサーバー上の画面をPCに乗せてユーザーに提供してるものに対してヘルプデスクをしております。
そんな中でも、わからないときは研修期間に戻してくれるなど本当に暖かい措置をしてくれたのが嬉しかったです。

転職前には業界・会社の調査分析を必ずしよう!

為せば成る。
どんなことも悩んだら「迷いが出来たら先を見据える」「迷いが生じたら遠くを眺める」そのくらいの精神力があれば大統領にだってなれるって洗脳してください。

そして転職する前には、転職したい業界、そして会社のことを確実に調査、分析は必ずしてください。
まずは契約社員からでも全然問題ないです。私は運よく正社員になれたのがよかったです。

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