理学療法士から一般企業に転職したい人におすすめの転職方法とは

理学療法士からの転職

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患者の心身をケアし、回復へのサポートをする理学療法士。

患者の回復が目に見えるやりがいのある仕事ですが、理学療法士ならではの悩みがありますよね。

理学療法士を辞めて別の業界・業種に転職するには、どうしたらいいのでしょうか。
元理学療法士5人の体験談・口コミも紹介しながら、転職を成功させる方法・コツを解説します。

理学療法士の転職理由は「仕事の忙しさ」「将来が不安になった」が多い

理学療法士を辞めるのはどんな理由なのか、辞めたいと思ったきっかけはどんなものなのか、5人の転職理由を調べてみました。(複数回答)

1位 仕事が忙しい 3人
2位 将来が不安になった 2人
3位 仕事のストレスが大きい 1人

20代女性

患者様の治療以外の業務としてはミーティングが多く、こちらにとられる時間は結構多かったと思います。定時で帰れることは年に数回で、毎日残業でそのうちサービス残業になることもありました。

理学療法士の仕事は治療から会議、事務にまで及び、仕事量の多さや連日の残業を理由に転職を検討する人が多いです。
給料がいいからといって、働き詰めの毎日ではたまりません。
残業続きで疲れ果てた日々を過ごしているとこのままでいいのかと悩み始めますよね。

30代女性

理学療法士の仕事が体力勝負の肉体労働であることを実感し、定年まで同じ仕事をするのは難しいのではないかと考えるようになりました。また、給与の面も初任給こそ他の新卒者より高いものの、上限が高くなく、将来の安定性に不安を感じました。

リハビリテーションは体の動かない人をサポートするので、理学療法士への負担はとても大きくなります。

肉体的に長く続けるのが難しいということに加えて、給料面でも将来が不安になるという人が多いです。

また、主に高齢者を対象とするリハビリは指導中の怪我・高血圧・脳血管疾患などのリスクと常に隣り合わせなので、精神的なストレスが大きいという声もあり、仕事のストレスが転職する理由の一つとなっています。

他方で、こつこつと勉強し資格を取得した事もあって、他の業界・職種で多い「向いていない」という理由で辞めた人はいませんでした。

理学療法士を辞めた人の転職先は?事務職が人気

理学療法士は、患者をサポートするやりがいに魅力を感じて始めた人が多くいます。
そうした人々は、どのように転職を成功させたのでしょうか。
理学療法士を辞めた後、次に選んだ転職先についてまとめました。

事務職の転職成功例

20代女性

医療系の広告代理店で事務職をしています。主な業務は勉強会や研修会、セミナーの主催です。会場の手配から講師の準備、参加者の管理など勉強会に関わる全ての業務が担当範囲です

30代女性

IT業界の事務・エンジニアサポートをしています。事務作業、データ整理や、資料作成などを中心に、エンジニアの方の作成したもののテストを行い、結果を記録する作業を中心に行なっています

理学療法士から事務種へ転職する人が多くいました。

休日がしっかり取れるという事で事務職は人気です。

未経験でも採用されやすいのでオススメですよ。

異業種への転職成功例

20代男性

通信業界で内勤営業をしています。運営としても活躍しており、今後の目標値設定をして売り上げを伸ばすための計画も立てています。

20代女性

アパレル業界の販売員として販売やイラストレータなどを使用し、商品のデザインやポップの作成などを行なっています。

異業種はこれまでとは違う新しいやりがいを見つけられる職種ですね。
異業種では理学療法士のような「命を扱う医療関連」以外を選べるので、肉体的・精神的負担が少なくて済みます。

リハビリテーション業務などに疲れた時は、全く別の世界に飛び込むのも魅力的ですね。

ほかには

  • 石鹸製造工場の作業員

に転職した人がいました。

理学療法士からの転職におすすめ転職サイト・転職エージェント

理学療法士を辞める人が希望する転職先は、人によってさまざまです。
ですから、いろいろな業界の求人が幅広く揃っている大手の転職サイトか転職エージェントを使って転職活動するのがおすすめです。

まずは体験談でも利用者が多かったリクナビNEXTを紹介します。

「リクナビNEXT」には登録しておこう

リクナビNEXT

リクナビNEXT」は、780万人以上が登録している日本最大級の転職サイトです。

特徴は、5,000件以上というたくさんの求人から自分のペースで仕事を選べること。
しかも求人の大半は他の転職サイトで掲載されていない求人なので、リクナビNEXTは必ずチェックしておかないと条件の良い求人を見逃してしまいます。

また、すぐに辞めるつもりがなくてもリクナビNEXTには登録しておくのがおすすめです。
それは、企業からのスカウト機能があるからです。

しっかり自己PRした履歴書を登録しておけば、企業から直接オファーが来て、すぐに転職が決まるかもしれません。

相談したいなら「リクルートエージェント」

リクルートエージェント」もリクルートが運営している転職成功実績No.1の転職支援サービスです。

リクルートエージェントでは専任のコンサルタントが、志望動機など履歴書の書き方から面接対策までサポートしてくれます。
就職活動・転職活動の経験が少ない人にとっては、いろいろ相談できて心強いサービスです。

リクルートエージェントも求人数は15万件以上あるので、いろいろな仕事から選べますよ。

理学療法士からの転職で年収はキープできる?

初任給が他の新卒よりも高い理学療法士からの転職で給料はどう変わるのでしょうか?転職前後での年収を比べてみました。

年収アップ 2人
ほぼ変わらず 0人
年収ダウン 3人

やはり、資格が必要となる理学療法士から転職して年収が下がってしまうのは仕方ないですね。

しかし、実際に転職した人々からは「給料は下がってしまったけど、休日を有意義に過ごせる」などワークライフバランスが取れるようになったという声が多くありました。

年収が下がっても、充実した日々には変えられないですよね。

理学療法士を辞めてよかったところは「プライベートの充実」や「ストレスの軽減」

転借サイトや転職エージェントを使って別の仕事に転職した人が、実際によかったと感じているポイントをまとめました。

プライベートが充実!

20代女性

転職してよかったことは体力に余裕ができたことです。仕事は大変な時もありますが、お休みの日には切り替えて遊んだり出掛けたりできるようになりました。

20代女性

前の仕事を辞めて良かったこととしては、今では自分がやりたいことができていることです。日・月が定休日にしてくれているため、そのお休みを使用してトレーナー業務をこなせています。

30代男性

仕事は仕事、遊びは遊びで切り替える事が出来、職場仲間と仕事終わりに遊びに行くなど、自分が子供の頃に想像してい た仕事像がそこにあったような気がしました。

忙しい理学療法士では残業なども多くなかなか休めませんが、しっかり休みのある仕事はプライベートを充実させる余裕が生まれます。

休みが増える事で趣味などに時間が割けるので、楽しく生活ができますね。

仕事のストレスが和らいだ!

30代女性

一番満足している点は、病院勤務で最もストレスとなっていた命に関わるリスクがないというところです。

患者に何かあったらと常に不安がつきまとう理学療法士と違い、異業種の仕事は精神的にも余裕を持って取り組めますよね。

またそうしたリスクがない職場は緊張感が軽減する為か、職場の雰囲気が柔らかくなる傾向もあるようです。

仕事に疑問があるなら転職を!

理学療法士というと特殊な仕事だと思われがちですが、患者と直接接している分、コミュニケーション力を生かした仕事をすることができます。

また忙しすぎて休めなかったり、精神的ストレスで自分が苦しんでまで続けなくてはならない仕事というものはありません。

「同じ業種でまた同じ目にあったら嫌だな」と思うくらいなら、いっそ未経験の業種に飛び込むのも手です。

いつか転職することを考えているなら、今がそのタイミングです!

悩んでいるうちに年齢が上がって、少しずつ転職しにくくなってしまいます。
未経験の仕事への転職は、若いほど希望に合った条件で転職しやすいので可能性が広がりますよ。