体力が回復!休日に出掛けられるように|理学療法士を辞めたい人の転職体験談

理学療法士を辞めたかったみる姉さん(25歳・女性・東京都)が転職した体験談です。

仕事内容 病院勤務の理学療法士から一般企業の事務職に転職
年収 420万円から500万円にアップ

中規模病院のリハビリテーション科に4年半勤務

中規模病院のリハビリテーション科で理学療法士をしていました。
主に骨折や脳卒中で入院している患者さんのリハビリテーションが仕事でした。

入院せずに外来でリハビリテーションに通う患者さんも少しいて、8割が入院患者さん、2割が外来通院の患者さんといった形でした。
休日は不規則で土日祝日関係なく働いていました。

まとまった休みが取れるのは年末年始とお盆休みくらいで、それも4-5日くらいでした。
また患者さんはほぼ年中無休でリハビリテーションを行うため、まだ家庭がないか若い人達は年末年始には交代で出勤をしなければならず、連続でお休みできるのは数年に1度といった勤務体系でした。

大学卒業後、新卒で入職した病院にずっといたので4年半経験したところで転職を決意しました。

まとまって休める日が少ない…思い切って別の業界に!

上にも書きましたが、まとまって休める日が少ないことが1番の転職のきっかけでした。
土日祝日関係なく働かなくてはならず、2日間連続のお休みも取りにくい状態では、将来子育てをしながら働くのはとても厳しいと感じていました。

また、ほかの病院への転職も考えましたが、最近はリハビリテーションを365日行うことが主流となってきているため、思い切って全く別の業界に飛び込んでみようと考えました。
また、理学療法士は介護が必要な人を動かして持ち上げたりしなければならず力仕事でした。

リハビリテーション中にトイレに行きたいと言われたらトイレを手伝わければならず、慣れない頃は匂いで気持ち悪くなってしまうこともありました。
それでも嫌な顔をすれば患者さんに失礼だし先輩に怒られるので笑顔でいなければいけないのも辛い点でした。

インターネットの求人サイトを中心に探した

転職活動はインターネットの求人サイトを中心に行いました。
医療業界専門の転職エージェントも使用しました。

自分で応募する形で使用していたのはマイナビネクストとリクルート転職です。
転職エージェントはキャリアがある方向けの求人が多く、全く別業界への転職を考えていた私にあまりフィットせず、良い条件の求人を紹介してもらえることはありませんでした。

自分で企業のホームページにアクセスして求人情報を探したりしましたが、最終的にはマイナビ転職から応募した会社に決めました。

まずはお休みがカレンダー通りなことが第一条件でしたので、出張や休日出勤が少ない内勤事務職員を探しました。
また、元々のお給料が少なくこれ以上下がってしまうと生活できないと思っていたので、なるべくお給料は下がらないことも条件にしました。

転職決定までバレないようにするのが一番大変

転職が決定するまで上司にも同僚にも相談はしないでおこうと思っていたので、周りにバレないようにするのが一番大変でした。

病院で勤務中は支給されたユニフォームを着るのですが、行き帰りはとてもカジュアルな格好で通勤していました。
なので、いきなりスーツになったらバレてしまうと思い、カバンの中にスーツを入れたりコインロッカーに預けたりして駅のトイレで着替えたりしていました。
また、勤務が終わってから面接に行くことも多く体力的にも大変でした。

医療系広告代理店で勉強会やセミナーを開催する仕事

転職先の会社は医療系の広告代理店です。
内勤の事務職として採用されました。

現在の主な業務は勉強会や研修会、セミナーの主催です。
会場の手配から講師の準備、参加者の管理など勉強会に関わる全ての業務が担当範囲です。

1ヶ月に1つ程度のペースで担当しています。
ゼロから主催をするのは大変なのですが、ほとんどの勉強会や研修会が毎年定期的に行っているものなので会場や講師の手配はあまり苦労することがありません。

また、広告などの出版業務も行っており出版社と執筆した先生の仲介をすることもあります。
専門的な医療の知識が必要とされるというよりは、常識があり最低限のコミュニケーション能力があること、スケジュールを管理する能力があることなどが求められます。

体力に余裕ができ、休日に出掛けられるようになった!

転職を決めた1番の理由は休日がカレンダー通りだった点です。
面接での上司の人柄も良く感じました。

あとは、今までの知識や技術が全く活かせないほど別の業界でなかったことも前向きに転職できた理由のひとつです。

転職してよかったことは体力に余裕ができたことです。
今までは力仕事で休日も不規則だったため、お休みの日は1日中寝て過ごすことが多かったのですが、転職してからは仕事は大変な時はありますが、お休みの日には切り替えて遊んだり出掛けたりできるようになりました。

想像と違ったのは、意外と外出や出張があることでした。
内勤の事務職として応募したので対外的な業務が多いのはすこし不満な点ではあります。

ただ、平日にしか稼働しないので土日祝日が潰れることはありません。
当たり前なのですが交通費や日当が出たり、翌日にお休みがもらえたりするので体力的に大変なことはあまりありません。

病院から一般企業への転職だったので初めの頃は電話に出たり、お客様に会って挨拶をしたり、といったことは慣れずに緊張の連続でした。
メールを作るのも最初は大変でした。

やらない後悔よりもやった後悔のほうが良い

全く別業界への転職は勇気がいることかもしれません。
もしうまくいかずに元の職業に戻ることがあったら、自分のキャリアはどうなってしまうのだろうかと考える人もいると思います。

でも、迷っているのならば新しい業界に飛び込むことを進めます。
迷って結局転職しないといずれあの時転職しておけばと後悔してしまうかもしれません。

やらない後悔よりもやった後悔の方が私は良いと思います。

理学療法士から別の仕事への転職する方法の解説記事はこちら!

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