ニートを辞めたかったプラムさん(28歳・女性・福岡県)が転職した体験談です。
仕事内容 | 就職活動中のニートから洋服の販売員に転職 |
---|---|
年収 | 40万円から270万円にアップ |
知り合いと一緒に働く予定で退職したけど…
7年ほど勤めていた会社を退職して、次の仕事がはっきりと決まらず、結果的にニートになっていました。
会社を退職する前に、知り合いに一緒に働かないかと誘われており、その方と一緒に働く予定でした。
しかし、退職後、収入や社会保険のことなど、いろいろと言われていた話と違っていたため、不安になり一緒に働くことをやめました。
口約束や上手いように自分を見せて話しをされていたことに気がつきました。
誘われていたところで働くことをやめたので、結果的にその間は、ニートとなりました。
退職後に失業保険をもらうように申請しており、就職先を探しながらハローワークへ通っていました。
失業保険が少しの間は、入る予定だったのでハローワークに行くのみでした。
ある程度収入のある会社で社員として働きたい
やはり、収入がない状態は生活に困りますし、働けるのに働かないというのはありえないので、就職はずっと探していました。
失業保険の手当は、退職後7か月後くらいの時にすべて受給が終わってしまう期間だったので、それまでに仕事をしっかり探さなければとは思っていました。
また、お金は大事ですし、お金が好きなのでたくさん稼いでいきたいという気持ちは強かったので、ある程度収入のある会社で就職しようと思っていました。
また、社員として働きたくなくてニートとなっていたわけではなかったので、いい仕事があれば、社員として働くことは当たり前だという感覚はありました。
失業保険の給付がなくなれば、生活にも困る収入でもありました。
事務を希望したけどなかなか見つからず
ハローワークに通いながら、良い会社がないかいろいろと検索して探しました。
また、インターネットのサイトでの求人募集もずっと探していました。
事務の仕事を希望していましたが、なかなか、自分の希望する給料の額の会社が見つかりませんでした。
事務員の募集で、収入が月に15万円以上の会社は、条件に日商簿記検定2級以上の資格がある人、という記載があり、自分はその資格を持っていなかったので、なかなか見つかりませんでした。
月の給料を最低でも15万円〜17万円以上で探していました。
職種は、事務か販売を希望していました。
営業は大変そうというイメージでしたので、営業や専門職は希望しませんでした。
また、健康保険、厚生年金がついているところが条件です。
経理や簿記の経験がないと厳しい…
第一希望の事務の仕事の募集がなかなか、なかったことが大変でした。
事務の仕事は人気のようで、給料は13万円での募集がほとんどでした。
13万円だとそこから、社会保険もひかれてしまうので、手取りとして考えると、収入が足りないと思いました。
15万円以上で募集している会社は、日商簿記検定2級以上の資格を持っている人であったり、経理や簿記の勤務経験が何年以上ある人などの条件があったので、応募することができずにいました。
洋服のセレクトショップで販売員に
洋服の販売の仕事についています。
専門店の中に入っている、洋服のセレクトショップです。
勤務はシフト制で、最初の3ヶ月は研修期間で、時給制ですが、その後社員として勤務できています。
朝は、店舗の掃除から始まり、連絡事項の確認と、お客様との約束の確認をお駒います。
また、お客様がご来店くださったら接客をして、お客様にあったコーディネートの相談にのったり、ご提案をおこないます。
これからの入荷状況なども確認して、今後お客様に似合いそうな入荷予定のものなどもご提案します。
お客様がいらっしゃらない時は、顧客様へおハガキやお手紙などお礼のメッセージを書き、お送りします。
また、日中に入荷があれば、検品作業を行い伝票を発行します。
スタッフとの人間関係が良好でよかった!
もともとアパレル業界にいたことと販売の経験があったため、全く新しい分野の仕事よりも仕事の運びや、1日の流れなど安心して仕事ができると思いました。
異業種だと、覚えることも多いでしょうし、その業界のルールのようなものも知らないことが不安だったからです。
一緒に働いてるスタッフの人たちが、みなさんいい人なので、人間関係が良好なことがよかったことです。
また、扱っている商品が、自分の好きな商品だったので、好きなものに囲まれて仕事をしていることは楽しいと思っています。
また、上司もとても優しく、売上や数字について厳しく言われることはなく、良好な人間関係でよかったと思っています。
あまり満足できなかったことは、販売している商品の洋服を着ていないといけないのですが、社員の割引率が業界の中では低く、出費がかさむことでした。
もともとの定価も高価な商品だったので、アパレル業界で働いている人はほとんどそうだとは思いますが、購入しなければならないことが負担になっています。
想像と違ったことは、予想以上に暇な時間が多く、お客様のご来店が少ないときはすることも少なく時間がいっこうにたたないことです。
社員として働くほうが精神的に安心できて楽!
フリーターやニートの状態の時は、これからどうやって先の人生を生きていこう、と心のどこかで思っており、自分では気がついなくても本当は不安でいっぱいだと思いました。
社員だと大変だからと思いがちですが、社員として働いた方が、結果的に精神的にも安心でき、余計なことも考えることもなく楽なことが多いです。