インストラクターを辞めたかったりこさん(25歳・女性・東京都)が転職した体験談です。
仕事内容 | 大手スポーツクラブのインストラクターから製造業 事務職に転職 |
---|---|
年収 | 250万円から250万円で変動なし |
得意なレッスンはとてもやりがいがあったけど…
私が大手スポーツクラブのインストラクターで働こうと思った理由は、私自身が身体を動かすことが好きだという理由からです。
具体的な仕事の内容は、1日に2~3つの教室を持って指導をしていました。
ダンスやヨガ、筋トレなどのレッスンを受け持っていました。
私自身が得意とする専門的なトレーニングの指導はとてもやりがいがあったように感じます。
しかし、苦手なレッスンになればなるほど、仕事が終わってからも自宅で復習や予習をしなければならないので、中々私生活と分けて働くことが難しかったように感じます。
トータルの年数で3年間インストラクターの仕事を勤めました。
お客様の喜ぶ顔を見れることがとってもやりがいに感じます。
年を重ねるにつれて体力的な限界も感じて…
仕事をやめようと思ったきっかけは、仕事とプライベートが一体となってしまったことがきっかけでした。
インストラクターの仕事は、仕事が終わっても予習や復習が欠かせない仕事です。
お客様に指導したあとに、言われた言葉や気づいたことを通して、次回どのように工夫したらよいのだろうか日々考える機会が多くありました。
そのためか、休みの日まで常に仕事のことを考えなくてはならないので、休んだ気がしませんでした。
別の業種に転職しようと思ったのは、休みがしっかり取れないことのほかにも、体力的な限界も感じていました。
20代ならまだ動けそうだと感じていました。しかし、年を重ねるにつれて、日々体力の限界も感じていたように思います。
残業時間が少ないことが第一条件!
転職活動の方法として、まずインターネット上の転職サイトや求人サイトを参考に探すことにしました。
今までと違った職業を選択したかったため、どんな仕事があるのか、どんな仕事なのか詳しく掲載されているサイトを活用しました。
マイナビ転職・リクナビ転職を使用しました。コラム記事もあり、転職に必要な情報も掲載されていました。
ハローワークなどでも検索しましたが、インターネットで調べた情報を元に転職することができました。
今までは、労働時間がとても長く残業が多く、年間休日も少ない職場で働いていました。
条件は、残業時間が少ないことが第一希望でした。
そして、年間休日も前の職場と比べて日数が多い会社を選択するように求めました。
転職サイトからの応募は、面接までの日数がかかる
インストラクターから、身体を動かすことの少ない事務職への転職は、まったくの異なった職種のため、転職に関して苦労しました。
面接に行っても、中々経験がないため、理解してもらえるのが大変だったように感じます。
このまま、同じ職種で働くことがベストなやりかたではないだろうか日々悩むことが多くありました。
また、転職サイトから応募を行っていたため、中々、面接までの日程に時間がかかることが多くあり、焦ってしまいました。
パソコン作業の日々、お客様の声が励みに
転職先の仕事は事務職をしています。
具体的には、お客様に送る納品書や請求書を日々パソコンで作成することが業務になっています。
その他にも、来客したお客様へのお茶だし業務を行ったり、電話での問い合わせについて説明することが中心のお仕事です。
私が担当するお客様の件数は100件以上超えてしまうため、数字を間違えないように日々パソコンの数字と睨み合いながら仕事をしています。
納品書や請求書の期限が過ぎてしまうと、仕事をした分のお金の請求が次月に繰り越されてしまうため、提出期限がぎりぎりなところが大変に感じます。
お客様から日々声をかけてもらえるため、提出期限が厳しいですが、励みになっていることも多々あります。
希望の仕事に就けて、やりがいを感じる!
面接に行った際に、社長と話す機会を設けていただきました。
会社の思いを聞いたり、不安なことを相談したら、親身になってきいてくれたことがきっかけでした。
また、希望している仕事内容もぴったりだったため決めるきっかけになりました。
事務職に転職してよかったことは、お客様に「ありがとう」「がんばっているね」などど励ましのことばをもらったときが、転職をして良かったと感じます。
事務職では、前職と比べ対応するお客様の数も違うため、来社して声をかけてくれる、お客様の言葉に力をもらえているように思います。
時には、仕事の数字ミスがあり、問い合わせに関してうまく受け答えができず、ご迷惑をおかけしてしまうことがありました。
ミスをするとクレーム処理もついてまわってしまうため、対応がうまくできず想像と違ってとても難しい仕事だと感じています。
業務内容は、基本的には希望している仕事であったため日々やりがいがあり、転職してよかったなと思えることが多くあります。
ミスをした場合の対処がうまくいかず、中々周囲に相談できない点があまり満足できるといえない状況の一つです。
頑張ったことをしっかりアピールしておこう!
別業種への転職は、中々うまく決まらないように感じました。
なぜ、私が別の仕事をやりたいのか日々自問自答していました。
なので、転職をする際は何を目的にして転職するのかしっかり考えをまとめて挑戦してもらいたいです。
また、今の仕事での頑張ったことを一つでもしっかりアピールできるように常に言葉にできるようにしておいた方がいいと思います。