フリーターを辞めたかったじゅじゅさん(27歳・女性・愛知県)が転職した体験談です。
仕事内容 | 雑貨屋のアルバイトから雑貨屋の契約社員に転職 |
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年収 | 240万円から240万円で変化なし |
福利厚生がしっかりした雑貨屋で長期アルバイト
フリーターでしたが、パートナー(アルバイト)として契約していた会社の雇用形態の福利厚生(厚生年金加入・健康保険加入・雇用保険加入・労災補償)が社員さんと同等にしっかりしていたため、長期で働いておりました。
仕事は雑貨の販売で、アルバイトという立場でもしっかりと担当や責任を持たせてくれるため、やりがいがあり、お店にとって自分が必要とされていると実感できるやりがいのある職場でした。
雑貨の分類はインテリアやキッチングッズのような小さなものから、家具のような大きい商品に関わることができ、またそれを購入しに来られる方と接することで、生活のトレンドや、贈り物に人気なアイテムなどの知識を得ることが出来、充実した知識を身に付けることが出来ました。
仕事や立場が安定するから契約社員に!
待遇としては給料に変化は無いのですが、なぜ社員として就職しようと思い立ったかといえば、やはり仕事や自分の立場の安定性を得たかったからです。
アルバイトとして長く勤めていた会社で、仕事に対してやりがいも感じていたし、社員に就職すると、目指せる職種の幅も増やせるようになるというメリットがありました。
せっかくやりがいを感じて働ける職種なので、できれば店長をやってみたいし、それ以上の直接商品に関係するようなさらに上の立場を目指すことも可能になります。
またそうやって昇級することで、給料もUPしていくので、しっかりと安定してスタップアップしたいと思い、契約社員になるというチャンスが発生した時に挑戦することを決めました。
店長からの推薦があり契約社員試験に応募した
アルバイトをしている会社で働き始めて5年目ぐらいに新店舗の次席として店舗を任されたこと、その実績と仕事に対するの能力を評価していただき、店長から推薦をしていただく機会があり、契約社員試験に応募をしました。
同会社への昇級といった形での就職活動でしたが、契約社員になるためには提示された内容についての論文の提出が必須になり、その論文の内容と併せて行われる採用面接で認められなければ採用されないという形でした。
契約社員になれば、自分のステップアップに繋がる仕事が行えることと、長く安定して働ける環境を提供していただくこと、能力や実力の結果によってしっかり評価していただけ、それが給料につながり、成功事例を増やし、やりがいを感じられるようになることでした。
文章を書くのが苦手で論文に苦労した
実は学生時代の勉強がとても苦手で、読書感想文ですら書けない自分、文章を書くなんてことは学生時代も、その時もあまりしたことがなかったため、論文を書かなければいけないということがとても難関でした。
まず、文章構成や社会人としての言葉の使い方や言い回しが全く出来ておらず、書いては店長に添削され、直す箇所がとても多く、なかなか提出に許可が出なかったことが大変でした。
もちろんその間も通常業務は行わなければいけないため、ほとんど休みなく考えていました。
契約社員になったことでアルバイトスタッフの指導の役割も
仕事内容は雑貨の仕入れ・販売を行う小売業界で、リアルショップにて、雑貨を販売し、仕入れ先会社からの商品を発注し、お客様に魅力的に見せることで購入してもらうように商品知識を身に付け、プレゼン能力を身に付ける必要があります。
また入荷した商品の仕入れ処理を行い綺麗にストックし、在庫の管理を行うことも業務の一環となっております。
売れるようなトーク力やコミュニケーション能力、買いたいと思えるようなディスプレイやギフトの提案力など、日々お客様のニーズをしっかり把握し、仕入れ在庫をしっかりと回転させて数字をとっていくことが店舗としての役割となっています。
また、契約社員となったことによりそういった業務をアルバイトスタッフに教育しお店自体のパワーアップをさせていく指導者としての役割も社員になったことにより課せられるようになりました。
アルバイトの時よりも仕事を任せられるようになった
アルバイトとして長期で働いていて、仕事に対するやりがいや、理解が深められてきていたこと、任せられる仕事が増えてきていた時でもあったため、もっと自分の能力を向上させたかったことがあります。
また、社員になることで、役職へ昇進することが可能になるということが理由です。
契約社員になれたことで、直属の上司である店長や会社の肩からさらに信頼をしていただけるようになり、アルバイトの時よりももっと内部に突っ込んだ仕事を任せていただけるようになったことは自分の自信にもなりました。
また仕事を任せられる喜びもあり、嬉しさとともに、よかったと感じました。
しかし、社員となることで、アルバイトの時よりも責任の重責が重たくなり、アルバイトの時にはなかった、本社からの指摘の厳しさを感じるようになりました。
やはり、社員になるということは今までのように他の本社の方からご機嫌取りでちやほやされなくなり、数字によってあたりが強くも柔らかくもなるということを実感しました。
それまで感じなかった管理職という立場での責任の重さを感じ、部下からも上の上司からも板挟みにならなきゃいけない立場の方々のすごさを実感しました。
働く目的やキャリアアップの目標があるなら社員になるのがいい!
このご時世、アルバイト契約でも福利厚生のしっかりしている会社はたくさんありますので、何が何でも社員にならなければいけないという考え方は違うかもしれません。
社員になると帰ってやりづらくなることも多いですが、もし働く目的として何かなりたい分野があるとか、キャリアアップをしたいなどの目標があるのであれば安定した社員として就職をするのがいいのではないかと思います。