消防士から転職したい人へ!成功例や辞めた後の転職先を調査してみた

消防士からの転職

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人の命や安全を救う消防士。

市民から信頼される仕事ですが、緊張感やプレッシャーも大きく、ときには自らの命も危険にさらす大変な仕事。その分、やりがいを感じる人も少なくはありません

消防士を辞めて別の業界・業種に転職するには、どうしたらいいのでしょうか。
元消防士5人の体験談・口コミも紹介しながら、転職を成功させる方法・コツを解説します。

消防士の転職理由は「人間関係」「やりたいことができた」が多い

消防士を辞めるのはどんな理由なのか、辞めたいと思ったきっかけはどんなものなのか、5人の転職理由を調べてみました。(複数回答)

1位 人間関係 2人
パワハラ・セクハラ 2人
好きな仕事を見つけた 2人

転職の理由は2人ずつで3つに分かれました。

20代男性

番の日や休憩時間等に訓練を強制させられる、「上司の言うことは絶対」と言うなど上下関係に嫌気がさしていました。人間関係は配属されてからずっと苦痛でした。

20代男性

階級社会独特の人間関係が嫌だったからです。公務員は身分保障もあり、退職金、賞与も福利厚生も全てが大企業並みに整っていますが、すべてを投げ捨てて消防を離れたかった。

多かったのは人間関係やパワハラが原因という声です。

30代女性からは「男性社会で女性が前に出ることが気に入らない人がいた。後から入った女性に先を越されて昇任されると根に持つ人もいます」という人も。

またセクハラもあり、上に訴えても「もみ消されました」と嘆きます。

30代男性

トレーニングが大好きで、真剣にトレーニングをした結果、「トレーニングを教えることで人の役に立ちたい」という気持ちが芽生えるようになりました。

20代男性

とりあえず消防士に就職したので、日を追うごとに自分のやりたいことが明確になったのが一番の理由です。

ネガティブなきっかけが多い一方、「やりたいことが見つかった」という人たちもいました。

訓練を受けているうちにトレーニングに興味を持ったという人や、別のやりたいことが出てきたといいます。ある20代男性は、上司に相談したところ「年を取ると辞めづらくなる」と言われ、転職を決意したといいます。

一方、他業界でよくある「向いていない」「土日がない」といった理由で辞めた人はいませんでした。

消防士を辞めた人の転職先は?

せっかく消防士としてキャリアを積んだのに、辞めてしまうのはもったいない。そう考えてしまう人もいますよね。

そんな中、元消防士はどのように転職を成功させたのでしょうか。
消防士を辞めた後、次に選んだ転職先についてまとめました。

事務職の転職成功例

20代男性

公務員は転職でつぶしが効かないと色々なサイトで書かれていますが、現在は違うと思います。一般的に公務員試験が難しいと認知されているため、をくぐりぬけている事は一定の信頼、評価されていました。

消防士から未経験の他の業界へ行くとなると「難しいのでは……」と感じる人もいますよね。

でも、消防士は公務員であり、「難しい試験をパスした人」という印象を持つ人も少なくありません。信頼面で転職活動に有利に働くといった人もいました。

歯科クリニックへの転職成功例

30代女性

パワハラに合い辞めたということでマイナスに取られてしまうのではないか、という不安がありました。しかし、その点は正直に話すことによって理解してもらうことができたので感謝しています。

ネガティブな転職理由は、企業に悪い印象を与えてしまうことがあります。

しかし、自分がどのような理由で辞めたかを理解してもらえる企業で働きたいですよね。この女性は自分の思いを正直に話し、企業側に「受け止めてもらえた」と感じたため就職を決意したといいます。

ほかには

  • インフラ関係の人事
  • フィットネス業界のパーソナルトレーナー
  • 営業職

に転職した人がいました。ほとんどの人が派遣社員や契約社員ではなく、正社員として採用されています。

消防士からの転職におすすめ転職サイト・転職エージェント

消防士を辞める人が希望する転職先は、人によってさまざまです。
ですから、いろいろな業界の求人が幅広く揃っている大手の転職サイトか転職エージェントを使って転職活動するのがおすすめです。

まずは体験談でも利用者が多かったリクナビNEXTを紹介します。

「リクナビNEXT」には登録しておこう

リクナビNEXT

リクナビNEXT」は、780万人以上が登録している日本最大級の転職サイトです。

特徴は、5,000件以上というたくさんの求人から自分のペースで仕事を選べること。
しかも求人の大半は他の転職サイトで掲載されていない求人なので、リクナビNEXTは必ずチェックしておかないと条件の良い求人を見逃してしまいます。

また、すぐに辞めるつもりがなくてもリクナビNEXTには登録しておくのがおすすめです。
それは、企業からのスカウト機能があるからです。

「公務員試験への取り組み」「消防士としての仕事ぶり」を自己PRした履歴書を登録しておけば、企業から直接オファーが来て、すぐに転職が決まるかもしれません。

相談したいなら「リクルートエージェント」

リクルートエージェント」もリクルートが運営している転職成功実績No.1の転職支援サービスです。

リクルートエージェントでは専任のコンサルタントが、志望動機など履歴書の書き方から面接対策までサポートしてくれます。
就職活動・転職活動の経験が少ない人にとっては、いろいろ相談できて心強いサービスです。

リクルートエージェントも求人数は15万件以上あるので、いろいろな仕事から選べますよ。

消防士からの転職で年収はキープできる?

消防士の転職前後での年収を比べてみました。

年収アップ 2人
ほぼ変わらず 0人
年収ダウン 3人

5人中2人がアップした一方で、3人がダウンとなりました。

しかし転職の成功は、一概に年収アップだけとはいい切れません。

年収軸で転職するのか、仕事内容や働きやすさなどを重視するのか、人それぞれ。

満足の行く職場で働くために、何を一番重要視するかを考えてみてはいかがでしょうか。

消防士を辞めてよかったところは「やりがい」や「働きやすさ」

転借サイトや転職エージェントを使って別の仕事に転職した人が、実際によかったと感じているポイントをまとめました。

やりがいがある!

30代男性

大好きなトレーニングを仕事にすることが出来て、お客様の喜ぶ顔も見ることができるので最高です。消防士も好きな仕事でしたが、さらに好きなことを見つけてしまったので、今の方が充実しています。

20代男性

会社の雰囲気が自分に合っており、毎日楽しく仕事が出来ています。悩んだり分からないことがあった時に社長や社員のみんなが丁寧に分かりやすく教えてくれるので日々成長を感じています。

消防士もやりがいのある仕事ですが、やはり自分の納得の行く仕事を行うのが一番です。

業務内容に満足をしている人、会社の雰囲気が自分にあって働きやすくなった人がいます。自分にあう職場に出会えてよかったですね!

働くのが楽になった!

20代男性

前職と比べて人間関係が良好なところです。前職の時は、休みの日などに職場の人間を見たくもなかったですが、現在では休みの日も職場の同僚と遊びに行ったり、ご飯食べに行ったりと毎日が楽しく感じています。

20代男性

まず毎回家に帰って眠れる。階級社会から解放されたため、変なストレスも無くなりました。自由に発言ができるため、とにかく楽になりました。

転職をして、人間関係が楽になって働きやすくなったという人もいます。

職場に改善を求めても、中々よくならないのが人間関係。その場合、現在の職場から離れてみることも手です。

消防士を辞めたいと思ったときが、辞めるタイミング!

せっかく消防士に鳴ったのに、今のキャリアを捨てるのはもったいないと感じていませんか?

しかし元消防士の男性は「今の仕事を辞めたいと考えているならば、転職するべきだと私は感じています」といい、転職をしたことで「なんであんなことで悩んでいたのだろうと考えるほど」と振り返ります。

また、もしやりたいことが見つかったなら、その目標を追いかけるのも素敵です。

日本には安定した職に就きなさいという風習がありますが、近年、自分の好きなものを追い求めて転職をしており、いまや転職は普通の時代です。

いつか転職することを考えているなら、思い切って早めに行動しましょう。

悩んでいるうちに年齢が上がって、少しずつ転職しにくくなってしまいます。

未経験の仕事への転職は、若いほど希望に合った条件で転職しやすいので可能性が広がりますよ。

転職時期を相談したい、辞め方がわからない、辞めて後悔しないかなど不安に思う人はエージェントに相談してみてはいかがでしょう。