「幼稚園の先生を辞めてよかった」という6人の体験談を集めました。どんな悩みや不満があって辞めたのか、参考にしてみてください。
男性 | 女性 | |
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10代 | – | – |
20代 | – | 4人 |
30代 | – | 2人 |
40代 | – | – |
幼稚園の先生を辞めた理由ランキング
子どもの成長を間近で見られる幼稚園教諭。
しかし、行事の準備や保護者との折衝、時には身を挺して子どもを守らなければいけないという恐怖感など、大変なこともたくさんあります。
そんな中、実際に幼稚園を辞める理由はどんなものが多いのでしょうか。
6人の体験談から調査してまとめてみました。
【1位】人間関係(2人)
辞めたい理由の上位3つが同率1位となりました。
そのうちの一つが人間関係でした。
実習・研修を行った幼稚園で働く人も少なくはなく、狭い人間関係の中で働き続けているという人もいます。
「教員同士の学び合いという発想はあまりなく、上下関係にも悩まされてきました」と悩む声や、女性が多い職場のため「うまく立ち回ることができず、仕事覚えが悪かったのでいじめの標的にされました」といった声が寄せられています。
そんな環境の中では、出勤するたびに気持ちも滅入りますし、仕事のやる気も削がれてしまいますよね。
【1位】自分の時間がない(2人)
同じく1位が「自分の時間がない」。
1日12時間以上、幼稚園で過ごし、休日もおたよりづくりや行事の準備など雑務や事務を行い、時間に追われているという声があがっています。
子どもたちと触れ合うというより、「時間追われゆとりを持って子供と関わる余裕がなくなり、楽しいと感じられなくなりました」。
自分の時間を持てないことで、自分自身のメンタル面での余裕がなくなっていくようです。
【1位】身体を壊した(2人)
幼稚園教諭の仕事は忙しく、中には「朝7時に出勤、帰宅は22時を回ることも」と労働基準法違反の中で働くという人もいました。
時間に追われた結果、リフレッシュもできず身体がついていかなくなって辞めたという声も。
中には、出産が重なり、園長から「妊娠は気軽にするものではなく計画を立てるものだ」とお叱りを受けたという声も。実質上、左遷となり、辞めさせられたという悲しい経験を持つ人もいます。
ほかにも自律神経失調症とパニック障害を併発したという人もいます。
やはり一番大切なのは、自分の身体。自分が働きやすい仕事は何か、考え直してみてはいかがでしょうか。
以上が幼稚園教諭を辞めた理由です。他の業種に多い「向いていないから」という声はあがりませんでした。
幼稚園教諭を辞めた後の転職先はどんな会社・職種が多い?
幼稚園の先生を辞めて別の道に進んだ人は、どうやって転職活動して、どんな仕事に就くことが多いのでしょうか。こちらの記事にまとめたので読んでみてください。