「作業療法士を辞めてよかった」という6人の体験談を集めました。どんな悩みや不満があって辞めたのか、参考にしてみてください。
男性 | 女性 | |
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10代 | – | – |
20代 | 1人 | 2人 |
30代 | 2人 | 1人 |
40代 | – | – |
作業療法士はやめとけ!辞めた理由ランキング
患者さんの社会復帰の手助けや、生きがいを見つける手伝いをする作業療法士。
不安を抱える患者さんが少しずつ自身を取り戻していくさまを間近で支えられるやりがいのある仕事です。
しかし実際、作業療法士を辞める理由はどんなものが多いのでしょうか。
6人の体験談から調査してまとめてみました(複数回答)。
【1位】仕事が忙しい(4人)
最も多かったのは「仕事が多い」「休日も働いている」といったこと。
部署目標を達成するには残業をしなくてはならない、業務の忙しさからプライベート・休日も楽しめずに仕事で頭がいっぱい、という事態に陥る人も。
中には「精神科で働いていたのは半年でしたが仕事中は患者につきっきりになるので家に帰っても仕事していました」「基本的日曜日は休みなのですが、作業療法士の勉強会や病院での地域イベント、書類整理や作成などで、ほぼ毎回午前中や終日仕事をしていました。しかもサービス残業」という人もいました。
他の病院への転職を考えたものの、「私の地域の作業療法士は大病院や公務員でない限りは同じような労働だったため別業種への転職を決意しました」と現在の状況がキツいため異業種へのチャレンジを決意した人もいました。
【2位】給料が低い(2人)
給料について、ある男性は「ふと一般企業で働く友人と年収の話をしたときに、自分自身の年収の低さに気付かされました」と綴ります。今後のライフプランを考えるにあたって不安やつらさを感じ、転職を考えたといいます。
【2位】上司との関係が悪い(2人)
同じく2位は職場の人間関係の中でも、上司との関係があがりました。
毎日重労働をしているにも関わらず給料は低く、その上、上司との関係性が悪くなると転職に踏み切ってしまいますよね。
新しい上司とうまくいかなかった人は、「病院の報酬加算のことしか考えておらず、尊敬できなかった」といいます。
以上が作業療法士を辞めた理由です。他の業種に多い「向いていないから」という声はあがりませんでした。
作業療法士を辞めた後の転職先はどんな会社・職種が多い?
作業療法士を辞めて別の道に進んだ人は、どうやって転職活動して、どんな仕事に就くことが多いのでしょうか。こちらの記事にまとめたので読んでみてください。