「フリーターをやめてよかった」「社員になってよかった」という19人の体験談を集めました。どんな悩みや不満があってフリーターをやめたのか、参考にしてみてください。
男性 | 女性 | |
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10代 | – | 1人 |
20代 | 8人 | 9人 |
30代 | 1人 | – |
40代 | – | – |
フリーターをやめた理由ランキング
飲食店や販売業、運送業など、さまざまな職種で現場を支えているのが、アルバイトスタッフ。
たとえばコンビニが24時間営業しているのも、深夜に働いているアルバイトがいるからこそです。
飲食業や販売業だけでなく、事務職や家庭教師などでバイトを雇っている会社も少なくありません。
自由度が高く、自分の時間がほしい方、働ける時間が限られる方でも働けるのがフリーターの大きなメリットです。
そんなフリーターを辞める理由はどんなものがあるのでしょうか。
19人の体験談から調査してまとめてみました。
【1位】このままじゃダメだ!と奮起(7人)
今回の調査では、就職難、家庭の事情、健康面での問題など、事情があって不本意ながらもフリーターになったという方が多かったです。
内心には「このままじゃダメだ!」「本当は正社員になりたい」という気持ちがあります。
そうした方々は、体調や環境を整えたり、資格の勉強をしたりと、時間が自由になりやすいフリーターの利点を活かして次の職へとつなげていました。
20代のうちが転職しやすいということで、25歳くらいを目安に転職に踏み切ったという方が多いですね。
【2位】将来が不安(6人)
フリーターは、その名のとおり自由がありますが、金銭面や立場の保証はありません。
若いうちは良くても、このままバイトをして40代50代と歳を重ねていくのか・・・?と考えると、「将来に漠然とした不安を感じた」という方が多かったです。
また、同世代が正社員として就職、昇進などしていたり、バイト仲間がどんどん若い世代に代わっていったりと、居心地の悪さや焦りを感じるという声もありました。
【3位】世間体が悪い(3人)
「同級生はみんな会社員なのでフリーターというのが恥ずかしかった」「恋人とその実家からフリーターとは結婚できないと言われた」といった実体験が寄せられました。
世間一般に、フリーターというとあまり良いイメージを持たない方も少なくありません。
特に30代ともなると「フリーター」と言いにくい雰囲気がありますね。
社会的な信用、安定といったものがないので、結婚などを考えるとフリーターのままではつらい、と感じるのも仕方がないことです。
【3位】自分のやりたい仕事をしたい(3人)
「フリーターで職を点々とするうちに自分が就きたい仕事が見つかった」「バイトより権限を持ってもっと活躍したい」などの意見もありました。
やりがいのある仕事を見つけたなら、腰をすえて働きたいものです。
また、バイトよりも社員のほうが仕事上の権限がありますから、より幅広く責任ある業務を任せてもらえます。
バイトから社員に昇格する場合は、職場の雰囲気や基本的な部分が分かっているので、全くの未経験から就職するよりもスムーズな点が魅力的ですね。
以上がフリーターをやめた理由です。
バイトの場合、夜間勤務や肉体労働などいろいろな職がありますが、「仕事がつらいからやめたい」「人間関係がストレス」といった仕事や職場に対する不満はほとんど見られませんでした。
厳密に言うと、そういった不満はバイト先を変えれば回避できるので、フリーター自体をやめる理由にはなりにくいのです。
フリーターを辞めたい理由は全体的に、仕事そのものよりもフリーターという立場にあることが問題になる、ということになります。
フリーターを辞めた後の転職先はどんな会社・職種が多い?
気ままなフリーター生活からの脱出を目指して正社員・契約社員になるため就職活動をした人は、どんな仕事に就くことが多いのでしょうか。こちらの記事にまとめたので読んでみてください。