「デザイナーを辞めてよかった」という5人の体験談を集めました。どんな悩みや不満があって辞めたのか、参考にしてみてください。
男性 | 女性 | |
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10代 | – | – |
20代 | – | 4人 |
30代 | – | 1人 |
40代 | – | 1人 |
デザイナーを辞めた理由ランキング
ひとつ案件が終わった時、納得のいく作品を作れたとき、いい評価を得られたとき、大きなやりがいを感じられるのがデザイナーの仕事。
よく憧れの職業のひとつとして挙げられる仕事ですが、2ちゃんや5ちゃんでは愚痴や辞めたいといった声が多く寄せられています。
実際にデザイナーを辞める理由はどんなものが多いのでしょうか。
5人の体験談から調査してまとめてみました。(複数回答)。
【1位】プライベートがない(5人)
デザインは文字通り“終わりのない仕事”で、自分のセンスやスキルとの戦いにもなります。
一方、デザインのことを知らないクライアントとの仕事の場合、「ここチャチャッと直してよ」「やっぱり別の案をもっと出して」など無茶ぶりをされ、激務になることも。
そうなるとデザイナーが真っ先に犠牲にしがちなのはプライベートの時間になります。
辞めた理由として全員が「長時間労働」「休みがない」など、プライベートの時間のなさを挙げました。
「休みが週1しかなく、会社で泊まることも多い」「土日も翌朝8時まで働いていた」「深夜帰宅や徹夜は当たり前で大変」といった声が多く寄せられました。
そのため「子育てや家庭との両立が難しい」など家庭運営ができないという人もいました。
【2位】身体を壊した(3人)
プライベートの時間を削り、睡眠時間を削り、休日を削り……そうした果てに、身体を壊してしまったという人も少なくありません。
あるデザイナーの周りの女性は、生理が止まる、高熱が出るなど次々と体調を崩していったといいます。
身体的な病気の他、長時間労働や精神的苦痛から自律神経失調症になったといった人もいます。
また、職場の改善を求めても、クライアント仕事や納期がタイトな仕事が多いなどだと中々難しいこともありますよね。
その場合は業界を変えて、辛い現状から去るのも手ではないでしょうか。
【3位】人間関係・職場の雰囲気が悪い(2人)
長時間労働、業務過多、体調の悪化などが重なると、職場の雰囲気も悪くなり、人間関係も悪化していきますよね。
中には「上司にも追い込まれるようなことを言われ、企画をしている場とは思えないほど張り詰めた状態でした」と、振り返る人も。
職場環境の悪い中で働いていたら、転職をする気力すらわかなくなることもあります。
そうしてさらに心身ともに負担がかかって押しつぶされてしまう前に、転職をしてみてはいかがでしょうか。
以上がデザイナーを辞めた理由です。他の業種に多い「向いていないから」という声はあがりませんでした。
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