「施工管理を辞めてよかった」という7人の体験談を集めました。どんな悩みや不満があって辞めたのか、参考にしてみてください。
男性 | 女性 | |
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10代 | 1人 | – |
20代 | 3人 | 1人 |
30代 | 2人 | – |
40代 | – | – |
施工管理は辞めとけ!辞めた理由ランキング
“ものづくり”に携わる施工管理。
電気施工、土木施工、建築施工、設備施工、現場監督、ゼネコンなど様々な業種がありますが、ゼロから工事を始め、建築物を作っていく仕事はやりがいがありますよね。
一方、やりがいだけではカバーできない不満を感じる人も少なくありません。
実際に施工管理を辞める理由はどんなものが多いのでしょうか。
7人の体験談から調査してまとめてみました(複数回答)。
中には「1年程度ですぐ辞めた」という人もいれば、「10年間この仕事を続けた」という人もいました。
【1位】休日に関する不満(3人)
上位3つが同率1位となりました。
施工管理を辞めた理由として、多く寄せられたのが休日への不満でした。
特に多かったのが「土日休みがいい」といった声。結婚して子どもがいるという人からは、「休日出勤はもちろんのこと、家に帰ってもいろんな人からの電話がなりやまずプライベートの時間などもまったくとれない状況でした」と嘆く声が寄せられています。
家族や友人と休みが合わない、時間が取れないのはつらいですよね。
【1位】身体がもたない(3人)
同率1位で「身体がもたない」となりました。
建設業は人手不足が深刻な問題となっており、人が補充されない限りはいる人員で賄うこともあります。
ただでさえ激務であり、給料が安い、サービス残業をさせられるという企業も。
ある30代男性は、「朝5時に起きて現場に向かい、日付が変わる頃に退社」というキツい日々を明かします。
20代男性は、友人と食事をしたときに「毎日働くのが普通だと思っていたけど、自分が間違っていることに気づいた」といいます。
一時期は無理な働き方ができても、ずっと続けることは難しいです。
心身が壊れてしまう前に辞めるのも手ではないでしょうか。
【1位】人間関係(3人)
転職を決めたきっかけで、やはり多かったのが人間関係。
「所長と性格が合わずパワハラに遭った」「直属の上司から不必要な残業指示をされたり、休日にも電話がかかってくる」「社内いじめをされた」といった声が寄せられました。
中には、始発で出勤しなければいけないのに深夜まで飲みに付き合わされタクシー代ももらえなかったという人や、いじめられても誰も助けてくれなかったという声も。
人間関係の修復は難しいため、この場合、思い切って職場を変えるのも有効です。
【4位】将来のプランが描けない(1人)
施工管理の仕事について、「ある程度経験を積んでも将来のプランが描けなかった」という声も寄せられています。
20代女性は「社内に施工管理をしている女性が自分しかいなくなった」といい、設計の仕事に移っても夜が遅く帰れなくなる……と転職を決意したといいます。
ワークライフバランスが考えられない職場に見切りをつけるのも重要ではないでしょうか。
以上が施工管理を辞めた理由です。他の業種に多い「向いていないから」という声はあがりませんでした。
施工管理を辞めた後の転職先はどんな会社・職種が多い?
施工管理を辞めて別の道に進んだ人は、どうやって転職活動して、どんな仕事に就くことが多いのでしょうか。こちらの記事にまとめたので読んでみてください。