「保育士を辞めてよかった」という6人の体験談を集めました。どんな悩みや不満があって辞めたのか、参考にしてみてください。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
10代 | – | – |
20代 | – | 4人 |
30代 | – | 2人 |
40代 | – | – |
保育士を辞める理由ランキング
子どもの命を預かる大切な仕事である保育士。
しかし子どもの成長のサポートやケガせず過ごせるように見守るほか、保護者への対応や事務仕事も多く、責任や業務の重さで離職を考える人も少なくはありません。
実際に保育士を辞める理由はどんなものが多いのでしょうか。
6人の体験談から調査してまとめてみました(複数回答)。
【1位】人間関係(4人)
保育士を辞めた理由で最も多かったのが「人間関係」。
女性の多い職場で「主任から嫌がらせがあった」という声も寄せられています。
ほかにも「年配の先生の言葉がキツい」「勤務年数が長い保育士だらけでうまく溶け込めなかった」という人も。
派閥があるとストレスも感じますし、「仕事内容も指導もしてもらえなかった」「主任に気に入られないと、例えば30時間残業しても3時間しかつけられないこともあった」と理不尽な目にあったことがきっかけだという人も。
厚生労働省のある調査によると、これまで勤務した保育所は「1か所」(35.6%)が最多。
人の入れ替わりが少ない職場だと、一度なじめなかったら中々リカバリーは効かないという声が多く寄せられています。
また保護者との関係を保つのが大変だという声も。クレームの的になってしまうとそれだけで摩耗してしまいますよね。
働き心地・居心地の悪さを感じて転職を決意する人も少なくありません。
【2位】残業時間が長い/業務量が多い(3人)
厚生労働省の調査では、労働条件にどんな不都合があるかを聞くと「勤務日数」(12.3%)、「勤務時間」(22.3%)と回答する人が3人に1人いました。
口コミには「残業時間が長い」「業務量が多い」という不満が寄せられました。
残業時間が長いだけでなく「休憩は取れて10分、9割は取れない。有給休暇も取れない」「保育士をしていると他に何もできない。朝から晩まで仕事漬け」と疲れたといった声もあがっています。
1年目や2年目はがんばれても、年を重ねるごとに体がついていかないという声も。
仕事時間が長いということは、それだけ自分の時間が減るということ。
自分の理想とするワークライフバランスを取るために新しい道を探す人も少なくありません。
【2位】仕事が向いていない/不満がある(3人)
子どもが好きなど志を持って保育士の仕事に就いても悩みは出てくるもの。
実際に働いてみて、「乳児や年長のクラスですることが違って対応しきれない」「子供からなめられる。保育士には向いていないことを実感して辛かったです」「若い保育士は経験がないからと保護者になめられる」という声や、「方針が変わって自分に合わないと感じた」といった声が寄せられています。
以上が保育士を辞めた理由です。他の業種に多い「給料が低いから」という声はあがりませんでした。
保育士を辞めた後の転職先はどんな会社・職種が多い?
保育士を辞めて別の道に進んだ人は、どうやって転職活動して、どんな仕事に就くことが多いのでしょうか。こちらの記事にまとめたので読んでみてください。