英語を使える人材紹介会社に!|CAを辞めたい人の転職体験談

CAを辞めたかったゆうたろさん(28歳・女性・東京都)が転職した体験談です。

仕事内容 大手国内航空会社のCAから人材紹介会社の人事職に転職
年収 450万円から460万円にアップ

海外に行ける仕事、英語を使用する仕事に興味があった

2010年に入社し、2年間は国内線担当、その後の3年間は国内・国際線両方担当していました。
学生時代より海外に行ける仕事、英語を使用する仕事に興味があり航空会社を受けたところ、他社よりも一番早く内定が出た為入社を決定しました。

入社後の1ヶ月は訓練で、修了後にフライトできます。
国内線では基本的に4日勤務、2日休日のシフトで飛んでいました。

機内ではドリンクサービスや機内販売、保安業務を行い、1日に3〜4本フライトをこなします。
2年経過後、国際線訓練の招集がかかり2週間ほど訓練を行います。

訓練修了後から短距離路線(中国や韓国)その後中距離路線、長距離と組まれていきます。
国際線ではサービスの領域が広がる為、クラスや路線によって異なるメニューを覚えたり、機種の特徴を覚えたりすることが必要となります。

国際線を飛ぶようになり時差が辛くなってきて

国内線担当の時はシフトも4日勤務2日休日だった為、体調が整えやすかったのですが、国際線を飛ぶようになり、時差が辛くなってきました。
例えば、深夜発のバンコク行きに乗務し早朝に現地到着します。

その日は睡眠優先となるので出かけることはなく、ホテルで睡眠をとり、適当なご飯を食べ、その日の深夜に東京行きのフライトに乗務します。
翌日1日休みの後、アメリカへのフライトや国内線のフライトが組まれます。

充分な休息が取れず時差ぼけも治らないままの状況が続き生理不順になることも増えました。
その為、日本での生活リズムを取り戻して規則正しい生活がしたいと思い転職を考え始めました。

また、働く人が女性のみになる為、人間関係のもつれもよくあり、男女均等に働ける職場へ転身したいという気持ちも芽生えました。

秘書希望だったけどなかなか見つからず軸を変更

まずは、大手のエージェントへの登録から始めました。
リクルート、パソナ、エンジャパンには登録し、担当者と面談しお仕事紹介までしていただきました。

秘書希望でしたが、事務経験もない為なかなか希望のお仕事は紹介してもらえず、面接に行っても不合格になることが多々あり、3ヶ月ほど決まりませんでした。

派遣の秘書もあるかとリクルートスタッフィングにも登録し面談し、直後に派遣先との面談リクエストが来ました。
しかし、将来を考えると派遣スタッフはやはり良いイメージが湧かなかったため、しぶとくリクルートの正社員雇用サイトと見て、現職募集を見つけ応募しました。

秘書希望でしたが、なかなか見つからなかった為、軸を変えて英語が使用できる、通勤しやすい、残業少なめで絞ることにしました。
現職は外国人が多数おり、フレックスタイムも導入していて好立地のオフィスだったため、入社を決意しました。

フライトの変更により面接をキャンセルせざるを得ない時も…

CAから秘書に転職する同期が多かったため、私もなりたいと思い面接を受け続けましたが、経験者を優先させるとの理由で断られ続けました。
周りは決まっている同期もいるのに何故私はダメなんだと落ち込むことがありました。

サービス職経験しかないため、事務職に就いていた方が選択肢が広がったのかと後悔することもありました。
また、フライトの状況が天候などの理由により急遽変更されることも多いため、面接を予定していてもキャンセルせざるを得ない時もありました。

新卒・中途の採用や労務を担当、英語で面接することも

入社後の数ヶ月は総務アシスタントとして、総務マネジャーの指示に基づき備品のオーダーやオフィスのレイアウト変更、決算のデータ処理を行なっていました。
その後、採用を任されるようになり現在は新卒、中途の採用や労務を行なっています。

人材紹介会社とのやりとり、書類選考、面接調整、1次面接の担当、入社までの事務処理を担当しています。
受けに来る人には外国人もいるため、英語での面接、海外在住の場合にはSKYPEでの面接、入社が決定したらビザの発給申請、住居決定のサポートまで行います。

入社後は社会保険の申請、退職者が出れば社会保険脱退の申請も担当しています。
採用担当とはいえ、労務や総務のヘルプも行い業務内容は多岐に渡ります。

外国人スタッフも多く英語を使える点も魅力

人数が少ない会社であり設立間もない会社のため、ルール作りやイベント企画などスタッフ全員で行なっていくという姿勢が面白そうだなと思いました。
外国人スタッフも多いため英語を日常的に使えるという点も魅力的でした。

定まっていない規則が多く、日本では当たり前のことも分からない上層部が多いため一から説明することが面倒に感じる時があります。
入社時は総務マネジャーのアシスタントとして入社しましたが、いつの間にか採用を任されるようになり、いつの間にか労務も担当することになりました。

大手企業であれば、タイトルや職務変更に伴い辞令が出たり、給与が変動することが明確のなると思いますが、現職でははっきりした文書もなく何となく・いつの間にかが多いため不安に感じることがあります。

良い点は、朝出社し、残業もなく定時で帰れる点です。
就業時間中も息抜きにコンビニに行っても注意されることもないため、働きやすい環境です。

また有給も取りやすく長期旅行に行く際も申請書など面倒な手続きはなく上司に一言言えば良いため、ワークライフバランスは取りやすい環境です。

20代のうちに転職活動をした方がいい!

20代のうちに転職活動はした方がいいと思います。
書類審査ではやはり年齢、経験、スキルを総合的に見ます。

30歳を超えると即戦力になるかを重要視する傾向にあるため、サービス職以外には就きにくいと思います。
事務アシスタントだと派遣でもいいかと思います。

派遣就業後、正社員雇用されるケースもあるため、まずは派遣スタートで経験を積むのもOKかと思います。

ゆうたろさんの転職満足度
4.5

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