趣味と実益を兼ねたテレビ制作の仕事に!|CAを辞めたい人の転職体験談

CAを辞めたかったまゆきさん(24歳・女性・愛知県)が転職した体験談です。

仕事内容 国内の航空会社のキャビンアテンダントからテレビ局の宣伝部に転職
年収 480万円から380万円にダウン

英語が得意で旅行が好きだったことからCAに

元々、英語が得意だったのと旅行が好きだったのでキャビンアテンダントは自分の希望を満たすものでした。
国内の大手の航空会社で客室乗務員をしていました。接客が主とした職業で、食事を配ったりしていました。

経験としては、国内線から国際線に変わりました。
国際線に変わってから、外国のエアラインとの連携業務などもしていました。

国内線も国際線も乗客の安全確保のために救命具の説明をしたり、食事や間食の準備や配膳などが主となります。
また、エアラインの土産物の化粧品、時計、バッグなども販売していました。

主として、お客様への接待の仕事でした。
簡単なお茶を運んだり、乗客に用事を言いつけられてそれに対応するという形でした。

勤務がハードで、海外に行ってもゆっくり観光できず…

一応、海外に行けるとか色々な場所に行けるという軽い気持ちで仕事を決定しましたが、実際には3日勤務1日休むというハードな仕事でした。
そのために休みは時差との戦いなので、なかなか身体を休めて、海外の国でのんびりはできませんでした。

ホテルで丸一日寝ているような状況でしたから、外から見た華やかさとは違って、丈夫な身体をいかに維持するかということばかりでした。
自分としては、もっと自分を高める海外でに名所、例えば、美術館とかに行きたかったのですが、そのような時間はあまりとれませんでした。

ハワイなどは着いたらすぐに日本に戻るというような状況でしたから、ゆっくりする時間も取れませんでした。
もっと、心のゆとりを持ちたかったので転職を考えました。

大学や親類にお願いし、職安や求人雑誌もいろいろ見た

まず、大学の方の就職課に声をかけたのと、大学時代の教授にお願いしました。
自分なりに就職雑誌とか新聞の就職欄に目を向けました。

同時に職業安定所に何度も足を運びました。
結局は親類の叔父の関係で仕事の話をもらって、いくつか面接に行きました。

しかしながら、自分でリクルートの求人雑誌をよく見ていました。
とにかく一流会社に勤務している友人にコンタクトをとったりして、バイトや派遣社員の口がないのか、色々と聞いてまわりました。

自宅から勤務できる場所で、通勤時間が1時間以内、休みが週に曜日が決定しているところが条件でした。
また、定時退社が希望だったので、残業時間の少ない会社を探していました。 出勤時間もできたら午前9時過ぎのものということが条件でした。

面接では、なぜ辞めたのかなど前職のことばかり聞かれて…

CAの仕事をした後なので、なぜやめたのかとか、そんな給料の多いところは他にないのに贅沢だとか色々な人に言われました。
そういったプレッシャーが一番自分として大変でした。

両親の期待を裏切った気持ちもしていたので、かなり悩みました。
筆記試験で合格しても、面接で前職の話ばかりを聞かれて、自分自身の仕事への希望やモチベーションに対して、何かお嬢様気分という感じだと思っている相手側のことがよくわかり、とても嫌な気持ちになりました。

地方テレビ局で製作の仕事を担当

地方のテレビ局の制作部の仕事についています。
CMの発注で広告代理店との取引やビデオのチェックなどをしています。

傷が映像に入っていないかとか、使用してはいけない言葉もあるので、その言葉のチェックもしています。
そして、放送の順番にビデオやテロップを並べて前日に再チェックします。

その後、次の日に放送される画面を見ながら事故のないように管理する仕事です。
その他にも広告代理店に対して使用してはいけないCMもあるので、その交渉に行って、差し替えをしてもらうように話を持っていくこともしています。

ネットワーク局から来る地方番組についても、一度プレビューして、放送しても良いものかをチェックする仕事も同じようにしています。

華やかなイメージで聞こえの良い職業でよかった

まず、華やかなイメージを持ったことが一番の決め手です。
給与面の待遇も良かったのと勤務時間もシフト制でしたが、仕事的にはとても楽で、残業はほぼゼロということで自分の余暇が楽しめるいうことが大きな決め手でした。

よかったことは、やはり聞こえの良い職業だということです。
また、仕事の内容も自分の趣味に合っていたので、ドラマのプレビューなどは願ってもない仕事でした。まさに趣味と実益を兼ねた仕事でした。

あまり満足できなかったことは、この仕事に就いてくる人たちにあまり仕事に対する大きなモチベーションが感じられなかったことです。
テレビ局は、もともと娯楽的要素が強いので、少し期待外れでした。

何かもっと、電波を使用して人に流すものとしての訴えるドキュメンタリー的な制作を私は希望していたのですが、皆、流れ作業で満足している人たちが多いので、とても違和感を感じました。

ただ、仕事的には以前と違ってとても楽でしたし気楽でした。
テレビ局関係は映画などのチケットもよく手に入りますし、身体を酷することもなく、楽しんで仕事はできましたから。

仕事を辞める前に、新しい仕事の情報集めをしておくべき!

今の仕事を辞めたいと思ったなら、まず今の仕事をしているうちに新しい仕事の情報集めは絶対にしておくべきです。
自分の元々の仕事を辞めることで収入が失われることもあるので、すんなり別業種に移ることができるような準備は大切です。

もし、可能ならば転職する前に元々の職業の他に副業を持っておくと、新しい仕事への準備期間の足しとなるのでオススメです。

まゆきさんの転職満足度
4.5

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