アパレルスタッフを辞めたかったsakuta513さん(23歳・女性・千葉県)が転職した体験談です。
仕事内容 | ファストブランドの販売員からWeb製作会社のデザイナー職に転職 |
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年収 | 200万円から200万円で変動なし |
やりがいもあり、和気あいあいとした職場
ファッションが好きだったために高校卒業後、入社しました。
基本的には、接客応対とレジ打ちですが、在庫の管理や、たまに商品入れ替え時の深夜作業も行っていました。
勤務期間は約二年間です。
外資系のブランドなので、マニュアルや会社のポリシーが英語でした。
社員同士は、ファーストネームで呼び合い、年齢層も低いため、和気あいあいとした雰囲気での仕事でした。
ボーナスも二回あり、残業した場合にも1分単位で給与が発生するシステムでしたので、無駄な残業はせずに、時間内に終わらせて帰るという意識が強かったです。
販売員の中でも、レベルがあり、そのレベルに応じて給与もアップするので、やりがいもありました。
また、レディースのみでなく雑貨やメンズ、キッズアイテムも扱ってるので、商品知識は豊富に勉強出来たと思います。
アパレルの仕事は好きだけど、若いうちに別の道に…
商品の在庫数が多く、管理が大変だったのと、クレームが多かったことが大変だった点です。
また、接客業なので仕方ないことですが、土日や国民の祝日である年末年始やお盆中に休みが取れなく、忙しいこともストレスでした。
店頭販売員はドレスコードが月によって決められており、その為に必要な洋服を購入する必要がありました。
ですが、基本的に単価が低い商品しか取り扱っていない為、そこまでの負担ではありませんでした。
転職を考えたのは、このままアパレルスタッフとして働いていくか否か悩み、若いうちに別の道に進もうと決意したからです。
アパレルの仕事も好きでしたし、ショップスタッフとも仲が良かったので、辞める際は後ろ髪引かれる気持ちでした。
アルバイトで入社が決定、1年後正社員に
やりたい仕事が決まっていたので、その業種の会社で、自分の条件に合う会社を転職サイトやWebの検索フォームから調べました。
結果的に、立地と新人教育研修に力を入れている点で、現在の会社が第一希望となりました。
その後は、会社の公式サイトからお問い合わせを行い、面接していただきアルバイトから入社が決定しました。
約1年間アルバイトとして働いたのちに、正社員として雇用していただきました。
その間は、貯金を切り詰めて生活していたので大変でした。
転職先を探す条件はいろいろありました。
・自分がやりたいWeb製作の会社であること。
・自宅からなるべく近いこと。
・賞与が出ること。
・土日が休日なこと。
・教育制度が充実していること。
・また、面接で訪れた際の会社の雰囲気や、面接担当者の方の人柄も重視していました。
経験重視のWeb制作業界
高校卒業後から働いていたため、自分には学歴やスキルがありませんでした。
Web制作の業界は、学歴はほとんど関係ありませんが、業務経験を重視して採用している会社が多いです。
なので、未経験の自分を雇ってくれる企業を探すのが難しかったです。
雇用形態や給与のこだわりを捨てて未経験で入れる企業を探すか、独学でスキルをある程度つけて、入りたい会社に入るかの二択になるかと思います。
ですが、独学と下積みでも会社に入ってから学んでいくのには、吸収の差があると思うので、わたしは後者の選択をしてよかったと思います。
スキルの進歩も早い!日々新しいことを取り入れながら
Webサイトの制作を対応している会社です。
名前を聞いたことがあるくらい有名な会社のWebサイトの更新などもあり、入社した当時はワクワクしました。
仕事をするのに必要なスキルは、課題を出されて、就業後や休みの日に自宅で進めていました。
現在はバナーやサイト自体のデザイン作業と、コーディングを対応しています。
基本的に仕事で必要なスキルの進歩も早い業界なので、勉強はいまも続けており、日々新しいことを取り入れながら仕事をしていく必要があることが大変なことです。
また入社して始めのうちは、来客時のお茶出しや電話応対なども対応しました。
その際は、前職の接客業で学んできたコミュニュケーションスキルが少し活かせた思います。
新人研修に力をいれていたことが決め手に
自宅から近かったこと、福利厚生も充実していたこと、また、自分は未経験でスキルもなかったため、一番の理由は新人研修に力を入れていたことが決め手になりました。
また、会社のポリシーにとても共感したということも大きかったです。
転職してよかったことは、自分に自信が持てたことです。
接客業のときは、向き不向きはあるものの、基本的には仕事内容を何度か教われば仕事していける内容でした。
ですが、現在の仕事は、作業をする為にスキルが必要な職種なため、そのことが、仕事へと向かう自分の責任感にも繋がっていると思います。
満足出来なかったことは、給与が前職より下がってしまったことです。
現在、正社員として雇用していただいてますが、自宅勤務ということもあり給与が下がってしまいました。
作業量に対しての、対価は不十分だと感じてます。
想像と違ったことは、思っていたより堅苦しい業界ではないということです。
学生時代から接客業の経験しかなかったため、web業界に限りませんが、企業で働く人のイメージというものが、堅苦しか真面目で、社内は静かという勝手なイメージでした。
実際、社内は静かですが、社員さん同士で冗談を言い合ったり、わりと和気あいあいとしてます。
前向きな理由からの転職活動ならぜひ続けて!
転職を検討している方は、それぞれ何かしら理由があって検討しているのだと思います。
わたしが経験から思うことは、転職したい理由が前向きなプラスの理由であるのならば、是非転職活動を続けていくべきだと思います。
逆に、やりたいことは特にないけど、現在の会社への不満から転職しようと思っている方は、もし転職するのであれば、在職中から転職活動を始めて、無理なく移行出来るような計画性が大事だと思います。
自分がどうしていきたいのかしっかり考えてから行動することをおすすめします。